壱岐島のウニのシーズンを紹介!幻の赤ウニも
2023-09-06
壱岐島のウニのシーズンを知りたい方はいませんか?
- ・「壱岐島のウニのシーズンを知りたい!」
- ・「壱岐島に行くのにベストなシーズンっていつだろう」
- ・「壱岐島でとれるウニはどんな種類があるのだろう」
そんな疑問を持っている方に向けて本記事では、壱岐島に訪れるベストシーズンや、壱岐島でとれるウニのシーズンについて紹介します。
壱岐島でとれるウニの「ムラサキウニ」「ガゼウニ」「赤ウニ」はそれぞれでシーズンが異なるため、壱岐島に訪れる際は注意してください。
壱岐島の名物である幻の赤ウニについても紹介しているため、ウニ好きの方必見の内容となっています。
記事の後半では、壱岐島でするべきウニの体験も紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。
目次
壱岐島とは
まず初めに壱岐島の基本情報について紹介したいと思います。
壱岐島に行こうか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
壱岐島へのアクセス方法
壱岐島はその名の通り島となっているため、自動車や電車では行くことができません。
壱岐島へ行くには飛行機かフェリーを使わなければなりません。
壱岐島には「壱岐空港」があり、長崎空港から約30分でつきます。
また、壱岐島にはいくつかの港があり、「印通寺港」「郷ノ浦港」「芦辺港」の3つの港にフェリーで向かうことができます。
「芦辺港」であれば、博多港からジェットフォイルで約1時間5分で到着するため、
県外から来られる方におすすめのルートです。
博多港以外にも唐津東港や、対馬にある厳原港から壱岐島に行けるため、
お住まいの近くの場所から壱岐島に訪れてみてください。
壱岐島の気候
壱岐島は比較的温暖な気候に恵まれており、対馬暖流の影響を受けて、夏は涼しく冬は暖かいです。
冬の時期でも雪が降ることはめったにないため、過ごしやすい気候と言えるでしょう。
壱岐島の1年間の各月の平均気温は以下の通りです。
壱岐島に行ってみようか悩んでいる方は、参考にしてみてください。
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
平均気温 | 7,6℃ | 8,3℃ | 10,8℃ | 14,4℃ | 18,0℃ | 21,2℃ | 25,2℃ | 26,8℃ | 24,1℃ | 20,0℃ | 15,1℃ | 9,9℃ |
https://ja.climate-data.org/アシア/日本/長崎県/壱岐市-986040/
参考に東京都の平均気温についても紹介しておきます。
東京都と比べると、夏でも涼しく過ごすことができます。
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
平均気温 | 9,4℃ | 10,5℃ | 16,6℃ | 20,2℃ | 23,5℃ | 27,6℃ | 31,7℃ | 32,0℃ | 28,8℃ | 21,5℃ | 19,1℃ | 12,2℃ |
https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/monthly_s1.php?prec_no=44&block_no=47662&year=2022&month=&day=&view=a2
壱岐島のベストシーズン
壱岐島のベストシーズンは7月から8月ですが、週末は非常に混雑するようです。
そのため、最近では4月から5月や、10月から11月といった過ごしやすい気温のときに訪れる観光客も増えているようです。
12月から2月にかけては強い北風が吹くときもあるため、帽子など飛ばされやすいものを持っているときは注意して行動しましょう。
壱岐島のウニ
壱岐島のウニについて紹介します。
壱岐島のウニを食べてみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
壱岐島のウニの種類
壱岐島には主に3種類のウニが水揚げされます。
それは、「ムラサキウニ」と「ガゼウニ」「赤ウニ」の3種類のウニです。
ムラサキウニ
ムラサキウニは本州の中部あたりから九州まで幅広く生息しています。
そのため、もっとも日本で食べられているウニがムラサキウニです。
直径は約5cmから6cmほどで、棘が長いことが特徴です。
全体のフォルムは円形のような形をしており、皆さんに最も馴染みがあるウニでしょう。
九州の一部の地域では「黒ウニ」とも呼ばれています。
赤ウニにより身が小さいことが特徴です。
ガゼウニ(バフンウニ)
ガゼウニは主に東北地方に生息していますが、九州でもわずかながら水揚げされます。
ガゼウニと聞くと聞き馴染みがないかと思いますが、ガゼウニはバフンウニの別称です。
棘の密度が高く長さも短いため、まるで馬糞のような見た目をしています。
そのことからバフンウニと呼ばれています。
直径は約4cmほどで非常に小さいことが特徴です。
大きさも小さいため、中の身が少なく、練りウニなどの原料として使われることもあります。
壱岐島のウニのシーズン
壱岐島のウニのシーズンについて紹介します。
ウニの種類によってシーズンが変わるため、「この品種のウニが食べたい!」という方は、注意しておきましょう。
ムラサキウニ
ムラサキウニの産卵期は5月から6月で、漁は2月ごろから始まります。
ムラサキウニのおいしく食べることができるシーズンは、4月中旬から6月20日ごろで、旬のウニを楽しむことが可能です。
先ほども解説したとおり、ムラサキウニは本州の中部から九州にかけて生息しています。
そのため、ムラサキウニは広い範囲でとることが可能で、日本海側と太平洋側どちらでも取ることができます。
水揚げされた場所によっても、ムラサキウニの旬は異なるため注意してください。
ガゼウニ(バフンウニ)
ガゼウニ(バフンウニ)の旬なシーズンは、6月から8月と言われています。
しかし、ムラサキウニと同様に水揚げされる場所によって旬は変わるため、注意が必要です。
幻の赤ウニ
壱岐島ではムラサキウニ、ガゼウニ(バフンウニ)のほかにもう1種類のウニが水揚げされます。
それが赤ウニです。
赤ウニは非常に希少性が高いウニで、グルメな方や食通の方には有名なウニです。
そんな赤ウニについて紹介していきます。
赤ウニの希少性
赤ウニはムラサキウニやガゼウニと比べて、希少性の高いウニです。
赤ウニは本州には生息しておらず、主に九州の西側沿岸に生息しています。
水深の深い場所に生息しているため水揚げがされにくいウニです。
また、漁をするのが難しく強い衝撃を与えて傷つけてしまうと死んでしまうため、希少性が高く、九州以外に流通することがほとんどありません。
そのことから、東日本の一部の地域では赤ウニのことを「幻のウニ」と呼ぶところもあるようです。
そのため、皆さんもなかなか聞き馴染みがないウニかと思います。
赤ウニの特徴
赤ウニは、その名の通り殻の見た目が赤っぽい見た目をしています。
棘が短く、形は殻を真横から見ると平ぺったい形をしており、大きさは約5cmから約8cmほどです。
味の特徴として、他のウニと比べると雑味が少ないと言われています。
赤ウニのシーズン
赤ウニのシーズンは、7月から10月と言われています。
赤ウニの産卵期は他のウニと異なっており、10月から11月にかけて産卵期を迎えます。
赤ウニは産卵前の10月中旬ごろが1番美味しいと言われている時期です。
産卵後は味に苦味がでてしまうため、漁も行われていません。
10月中旬がベストシーズンですが、その中でも最も美味しい時期は15日間しかないと言われています。
具体的な日にちは年によって変わるため、地元の漁師の方やウニ料理のお店をやっている方に聞いてみましょう。
ベストシーズンも短く、まさに幻のウニと言われるにふさわしいウニです。
壱岐島のウニ体験
壱岐島ではウニにまつわる体験をすることができます。
ウニ好きの方には必見の内容となっていますので、ぜひ参考にしてみてください。
壱岐島に訪れたらぜひ体験してみましょう。
壱岐島のウニを食べる
壱岐島に訪れたら、ウニを実際に食べてみましょう。
壱岐島のウニは県外に人も食べに訪れる有名なグルメです。
壱岐島にはさまざまなウニ料理のお店があります。
ウニを食べるなら、うに丼がおすすめです。
ウニの味をそのまま楽しむことができるため、まずはうに丼で、壱岐島のウニを楽しみましょう。
その際は、ウニのシーズンの確認をしておいてください。
また、シーズン中でも不作でウニが食べられない可能性もあります。
そのため実際に壱岐島に訪れる際は、ウニが食べられるかお店に直接聞くことがおすすめです。
壱岐島でウニかき体験をする
壱岐島ではウニかき体験をすることができます。
ウニかき体験では、漁師の方がとってきたムラサキウニの殻を割って、中の身を掻き出す体験ができます。
割りたての新鮮なウニを食べることができる大人気の体験です。
ウニは殻から取り出したあとは、塩水で綺麗に洗う工程があります。
しかしウニかき体験では、塩水で洗う前にウニを食べることができます。
塩水で洗う前のウニ本来の味を楽しむことができるため、ウニ好きの方はぜひ体験してみましょう。
持ち物も特に不要で、手ぶらでも楽しむことができます。
しかし、殻を割る際にウニ汁が飛ぶこともあるため、汚れてもいい服装で体験することがおすすめです。
以下のお店でウニかき体験をすることができます。
海女女将と海士旦那の収穫した新鮮なムラサキウニを、自分の手で殻から割り出して味わえます!
MINATOYA GUEST HOUSE(https://www.minatoya-guesthouse.com/activity/)
壱岐島のベストシーズンでウニを楽しもう
本記事では、壱岐島に訪れるベストシーズンや、壱岐島でとれるウニのシーズンについて紹介しました。
壱岐島では「ムラサキウニ」「ガゼウニ」「赤ウニ」の3種類のウニが水揚げされます。
それぞれのウニのシーズンは以下の通りです。
- ・ムラサキウニ・・・4月中旬から6月20日
- ・ガゼウニ・・・・・6月から8月
- ・赤ウニ・・・・・・7月から10月(特に10月中旬)
シーズン中でもウニの水揚げ量が少なく、食べることができない場合もあるため、壱岐島にウニを食べに行く際は、お店に確認をとってから行くことがおすすめです。
ぜひベストシーズンにいき、壱岐島のウニを楽しんでください。
Webライターの「そがし」と申します。
長崎に住んでいたこともあり、本記事を担当させていただきました。
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