壱岐は何県?経緯も詳しくご紹介

壱岐市は長崎県の島の一つです。

小さな島ではありますがその歴史は非常に古く、魏志倭人伝や古事記、日本書紀といった古い書物にも壱岐の歴史は残されています。

今回は、壱岐はどのような場所なのか、概要から歴史、さらにおすすめの観光スポットを紹介します。

壱岐市へのアクセスも解説するので、壱岐の豊かな自然を楽しみたい人はぜひ気軽に足を運んでみてください。

壱岐は長崎県の島!概要を確認しよう


壱岐は長崎県の南西に位置する、南北17kmほどの小さな島です。


2004年に郷ノ浦町・勝本町・芦辺町・石田町が合併して壱岐市となりました。

人口は3,000万人弱の小さな島ですが、九州からのアクセスの良さが好まれ、毎年多くの観光客が訪れています。


壱岐のさらに南西には対馬があり、古くから日本と大陸の交流の拠点として重要な役割を担ってきました。

壱岐には今でも歴史的な名所が数多く残っているだけでなく、豊かな自然も楽しめます。


年間をとおして温暖な気候に恵まれ、すごしやすいだけでなく果物・野菜・畜産物の生産も盛んに行われています。

壱岐市の豊かな自然を満喫しながら、新鮮な食べ物を口にできるのも大きな魅力の一つです。

長崎県壱岐市の歴史

壱岐市はかつて日本と中国の貿易の中継拠点として栄えていた歴史があります。

古くは伊伎島(いきじま)や一支国(いきこく)と呼ばれており、日本と中国との交流を行っていました。

日本の神話を伝える古事記、日本の歴史を伝える日本書紀にも壱岐の存在が認められるだけでなく、中国の歴史書である魏志倭人伝にも壱岐が記されています。


かつての壱岐の歴史を知ることができる遺跡が、いまだに多くのこされています。

原の辻(はるのつじ)遺跡

原の辻(はるのつじ)遺跡は国指定特別史跡として認定されており、すぐそばには壱岐の歴史を学べる壱岐市立一支国博物館もあります。

ほかにも壱岐市内には多くの古墳や神社、城跡などが見られ、いたるところで長い歴史を感じることが可能です。

長崎県壱岐市の魅力

壱岐市は観光スポットとして国内外から多くの人が訪れます。

壱岐市の魅力は多数ありますが、そのなかでもとくに注目したいポイントを紹介します。

温暖ですごしやすい気候

壱岐市は対馬海流の影響を受け、年間をとおして温暖な気候のなかですごすことが可能です。

近くの長崎市や佐世保市と比較すると気温は1~2度ほど低く、夏は涼しく、冬は暖かいのが特徴です。
もっとも寒い時期でも雪がほとんど降らず、冬場の観光でも交通面などで不便を感じることも少ないでしょう。

本土と同様に6~7月は雨が多く、9月は台風が訪れます。

快水浴場100選に選ばれた海

辰ノ島海水浴場 画像提供壱岐砂浜図鑑 https://ikibeach.com

壱岐市は美しい景色も人気で、とくに夏場は快水浴場100選にも選ばれた辰ノ島海水浴場ですごす方が多いです。

壱岐市は小さな島なのでどこからでも海にアクセスしやすいですが、なかでも島の北部にある辰ノ島海水浴場では青く透きとおる海と真っ白な砂浜を楽しむことが可能です。


浜辺で海水浴を楽しめるだけでなく、バナナボートやジェットスキー、シュノーケリングなどのアクティビティも充実しており、子どもから大人まで、性別や国籍を問わず多くの人が海での時間を満喫できます。

おいしい食べ物


壱岐市は温暖な気候から、農業や畜産業も盛んに行われています。

長崎県でも1位の生産量をほこるアスパラガスのほか、壱岐市の特産品である壱岐アムスメロン、いちご、コシヒカリなどの生産も行われています。


壱岐牛は出荷数が少なく、都内など本土ではなかなか口にすることはありません。高品質な国産和牛をぜひこの機会に味わってみてください。


また、暖かくきれいな海で育ったウニも、壱岐市では多くの飲食店で食べることができます。


大自然のなかで育った野菜や果物は新鮮で非常においしく、普段はなかなか気づくことの少ない食や命の大切さを知ることもできるでしょう。

長崎県壱岐市の観光スポット16選

せっかく壱岐市に足を運ぶのであれば、壱岐の魅力を満喫したいですよね。

自然がもたらした不思議な地形から、歴史を感じられる神社、美しい海を楽しめる海水浴場、さらに地元の人と交流できる市場まで、壱岐市に訪れたらぜひ訪れてみてほしい観光スポットを16選紹介します。

猿岩


猿岩は、その形が猿の横顔のように見えることから名づけられました。

一見ユニークに思える観光名所ですが、岩の大きさは45mもあり、近くで見ると迫力に圧倒されることでしょう。


古事記などの神話の舞台になった場所ともいわれており、昔から多くの人に親しまれているスポットです。


猿のように見える大きな岩だけでもこの場所ならではの景色を楽しめますが、夕日が美しいことでも有名です。

岩越しに夕日が沈む様子をぜひ眺めてみてくださいね。


猿岩の近くには、猿岩を間近で楽しめるクルーズ船もあります。時間に余裕がある方は、クルーズからの景色も楽しんでみましょう。


・猿岩:〒811-5103 長崎県壱岐市郷ノ浦町新田触

左京鼻


左京鼻は、壱岐の東海岸にある八幡半島の先端にある観光名所です。

1km以上続く断崖絶壁の崖と海の景色は圧巻です。


壱岐市のなかでも特別に美しい景色を楽しめるので、ぜひ足を運んでみてください。

崖には変わった形の岩が並んでおり、観音柱と呼ばれて昔から地元の人に大切にされてきました。

また、古くは干ばつが起きたときにこの場所から雨ごいをしたときに雨が降ったという伝説もあります。


・左京鼻: 〒811-5311 長崎県壱岐市芦辺町諸吉本村触

はらほげ地蔵


はらほげ地蔵は八幡浦の海中に並んだ六体のお地蔵様です。

干潮時に顔を出し、満潮時には海のなかに消えてしまうという不思議な光景を楽しめます。


六体のお地蔵様は、仏教の六道を示しています。苦しみや悩みから多くの人を救うといわれており、地元の多くの漁師、海女さんの安全を見守っています。


道路のすぐそばにあり、日本遺産の看板も立っているのですぐに見つけられるでしょう。

ドライブのついでに観光できるので、とおりがかりに見つけてみてくださいね。


・はらほげ地蔵:〒811-5311 長崎県壱岐市芦辺町諸吉本村触1342−102

壱岐あじさいパーク


壱岐あじさいパークは、60種類以上、8000株のあじさいを1年中楽しめるスポットです。


あじさいといえば夏前の梅雨と同時にいっせいに花開くイメージがありますが、壱岐あじさいパークならいつでも満開のあじさいを楽しむことが可能です。


これまでは個人の方が自宅の一部ですべてのあじさいを管理していましたが、2020年から一般観覧できるようになりました。

個人の管理とは思えない素晴らしいあじさい一面の景色も、ぜひ楽しんでくださいね。


・壱岐あじさいパーク:〒811-5523 長崎県壱岐市勝本町片山触966

聖母宮

聖母宮は壱岐七社の一つです。

勝本町一帯を1300年以上守ってきた長い歴史があり、「勝本」の由来となった「風本(かざもと)」が由来の神様がいるといわれています。


日本の長い歴史を感じられる、肥前鍋島直茂の家紋が彫刻されていたり、パラオから寄贈された手水鉢が置かれていたりと、見どころ満載の神社です。


10月には聖母宮のお祭りが開催され、地元の人だけでなく観光客でもにぎわっています。


・聖母宮:〒811-5501 長崎県壱岐市勝本町勝本浦554−2

月讀神社

写真提供:(一社)長崎県観光連盟

壱岐には多数のパワースポットと呼ばれる場所がありますが、そのなかでもとくに神秘的な雰囲気を味わえるのが月讀神社です。

壱岐の森のなかにしんとたたずむ姿は、足を踏み入れただけでも背筋が伸びるような気持ちにさせてくれます。


ご神体は古事記にも登場する月讀命(つくよみのみこと)で、安産祈願、病気平癒、航海安全などのご利益があるといわれています。

鎮座年数は不明で、いまでも非常に謎が多い不思議なスポットでもあります。


スピリチュアルな力を信じさせてくれるような、強力なオーラを感じられるかもしれません。


・月讀神社:〒811-5732 長崎県壱岐市芦辺町国分東触464

住吉神社

写真提供:(一社)長崎県観光連盟

住吉神社は同名の神社が日本に多数あります。壱岐の住吉大社は大阪の住吉大社とともに日本四大住吉と呼ばれているほど、非常に有名です。


壱岐の住吉神社には平安時代から室町時代までの貴重な文化財が多く残されています。


毎年12月には壱岐神楽が奉納され、国内外から多くの観光客が集まります。

縁結びのジンクスもあり、女性にはパワースポットとしても人気があります。


・住吉神社:〒811-5742 長崎県壱岐市芦辺町住吉東触470−1

串山キャンプ場

串山キャンプ場は壱岐の北部に位置する串山半島にあるキャンプ場です。


夏場でもどこかひんやりとしたすがすがしい空気を楽しめるキャンプ場は、壱岐の自然を満喫したい方に最適です。

山や海の大自然に囲まれながら、思い切りアウトドアを楽しみましょう。


壱岐には車で乗り入れられるカーフェリーもあるので、車中泊を楽しむことも可能です。

串山キャンプ場には休憩所やシャワーが完備されているため、キャンプ初心者や体力に自信がない方にもおすすめです。


・串山キャンプ場:〒811-5512 長崎県壱岐市勝本町東触 串山2625-6

湯本温泉

写真提供:(一社)長崎県観光連盟

湯本温泉は壱岐市随一の温泉郷です。


壱岐の北西の入り江に位置しており、海に沈みゆく美しい夕日を見ながら温泉に入ってリラックスできます。

温泉は全部で13箇所あり、旅館や温泉施設も多数あります。壱岐で宿泊するなら、ぜひ湯本温泉を満喫できるスポットを探しましょう。


湯本温泉は鉄分が多く朱い色をしているのが特徴です。リラックスできるだけでなく、湯冷めしにくく冷え性に悩んでいる方にもおすすめです。


夏だけでなく、冬に壱岐に足を運びたい方は、湯本温泉で壱岐の自然を満喫しましょう。


・湯本温泉:〒811-5556 長崎県壱岐市勝本町立石西触

筒城浜海水浴場

写真提供:(一社)長崎県観光連盟

筒城浜海水浴場は真っ白な砂浜が特徴の海水浴場です。

白い砂浜とエメラルドグリーンの海のコントラストが美しく、まるで海外のリゾート地にいるような気持ちにさせてくれます。


海水浴を楽しめるだけでなく、バナナボートなど子どもと一緒に遊べるマリンスポーツも充実しています。

近くには海の家やカフェもあり、パラソルや浮き輪などをレンタルできるため、準備なしに海を楽しめる気軽さも魅力です。


・筒城浜海水浴場:〒811-5202 長崎県壱岐市石田町筒城仲触2050

辰ノ島海水浴場

画像提供:壱岐砂浜図鑑 https://ikibeach.com

辰ノ島海水浴場は壱岐市のすぐそばにある無人島の海水浴場です。

勝本港から船で10分程度で到着するため、なじみがない方でもすぐに非日常な体験を楽しめます。


無人島というだけあり海の透明度はばつぐんで、壱岐市のなかでも随一の美しさをほこっています。


日本の快水浴場100選にも選ばれたことがあり、夏場のオンシーズンだけでなく一年中多くの人が辰ノ島海水浴場の美しさを楽しんでいます。


・辰ノ島海水浴場:〒811-5512 長崎県壱岐市勝本町東触

錦浜海水浴場

画像提供:壱岐砂浜図鑑 https://ikibeach.com

錦浜海水浴場は、壱岐空港から車で3分の好立地にある海水浴場です。


壱岐には多数の海水浴場がありますが、錦浜海水浴場はなかでもマリンスポーツが盛んに行われているのが特徴です。

ダイビングやシュノーケリングのほか、ジェットスキーやサップなどを楽しむこともできます。


少し海に入るだけで小魚がたくさんいる美しい海を、壱岐についてすぐに満喫することが可能です。

マリンスポーツやアクティビティを楽しみたい方は、錦浜海水浴場に足を運んでみましょう。


・錦浜海水浴場:〒811-5203 長崎県壱岐市石田町筒城東触

一支国博物館


壱岐の歴史が凝縮されているのが、壱岐市立一支国博物館です。


日本書紀や魏志倭人伝などの歴史的な書物にも記載されている壱岐のこれまでの長い歴史が、博物館のなかに凝縮されています。

館内には壱岐で出土した古墳などの歴史的資料が多数展示されており、本土ではめったに見ることができない珍しい資料を見て学ぶことが可能です。

原の辻(はるのつじ)遺跡

国指定特別史跡である原の辻(はるのつじ)遺跡を一望できる場所に位置しており、資料だけでなくダイナミックな遺跡を間近で見ることができる点も一支国博物館の魅力の一つです。

教科書を読むだけではわからない、リアルな日本の歴史を目の当たりにしてみてくださいね。


・一支国博物館:〒811-5322 長崎県壱岐市芦辺町深江鶴亀触515−1

玄海酒造株式会社

壱岐焼酎(R3新)七蔵柄集合写真 写真提供:(一社)長崎県観光連盟

壱岐市は麦焼酎発祥の地ともされており、小さい島内に多くの酒造があります。


そのなかでも有名なのが、玄海酒造株式会社です。

「むぎ焼酎壱岐」が名産で、壱岐のなかでももっとも高い山のきれいな水を使った焼酎を楽しむことが可能です。

明治33年から続く歴史ある酒造で、甘みと香りが強い焼酎づくりが有名です。


酒造では焼酎づくりの方法を学べるだけでなく、各焼酎の試飲ができたり、おみやげにお酒を購入したりすることも可能です。

自宅に壱岐のお酒を持ち帰りたい、宿でリラックスしながらお酒を楽しみたい方におすすめです。


・玄海酒造株式会社:〒811-5125 長崎県壱岐市郷ノ浦町志原西触550−1

壱岐イルカパーク&リゾート

写真提供:(一社)長崎県観光連盟

壱岐イルカパーク&リゾートは、壱岐市北部にある海浜公園です。天然の海の入り江を仕切っているため、ほんものの海とつながった環境のなかでのびのびすごすイルカたちと出会えます。


壱岐イルカパーク&リゾートではイルカを眺めるだけでなく、間近で見て、さわって、交流を楽しむことが可能です。


海上のデッキでは海の風を感じながら、かわいいイルカに癒されることでしょう。

施設内にはバーベキューやデイキャンプが楽しめる施設、カフェも併設されており、壱岐イルカパーク&リゾートだけでも充実した1日をすごすことが可能です。


・壱岐イルカパーク&リゾート:〒811-5512 長崎県壱岐市勝本町東触2668−3

勝本朝市

写真提供:(一社)長崎県観光連盟

壱岐市のなかでも北部に位置する勝本浦周辺では、毎朝8時からお昼ごろまで朝市が開催されています。

勝本朝市は観光客だけでなく地元の方も多く新鮮な魚介類を買い求めに来るため、地元の人々の暮らしを肌で感じたい方にとくにおすすめです。


勝本浦ではさまざまな魚介類がとれますが、なかでもイカ釣りが有名です。

海産物のほか農産物も多く販売されているので、季節によって変わる旬の食べ物をぜひ味わってくださいね。


・勝本朝市:〒811-5501 長崎県壱岐市勝本町勝本浦204

長崎県壱岐市で味わいたいグルメ5選

壱岐は豊かな海と自然に囲まれた環境から、海産物や畜産物の名産品も多数あります。

観光に来たらグルメも楽しみたいという方は多いのではないでしょうか。


ここからは、壱岐で楽しめるおすすめのグルメを紹介します。

ウニ


壱岐のウニは、濃厚な甘みとプリプリの食感が特徴です。

美しい海のなかで育ったウニは、ほかでは味わえないおいしさを楽しめるでしょう。

壱岐には300人程度の海女、海士がおり、日々素潜りで漁を行っています。


壱岐では毎年4月から10月が食べごろで、旬の時期にはムラサキウニとガゼウニ、そして赤ウニが食べられます。


とくに赤ウニは希少価値が高く、壱岐のなかでも取り扱っているお店が限られています。

飲食店を探す際は、赤ウニが食べられるかどうかチェックしてみてもいいでしょう。

魚介類


壱岐はウニが有名ですが、温暖な海流に囲まれた環境では多くの新鮮な魚介類がとられています。


勝本ではイカが有名で、ほかにもブリ、ヒラマサなど、季節に応じて旬の魚を一年中楽しめます。

サザエやアワビなどの貝類も人気があり、どのお店に足を運んでも新鮮な魚介類を楽しめるでしょう。


一泊程度の旅行では食べきれないほど、壱岐にはさまざまなおいしい魚介類がありますよ。

壱岐牛

壱岐牛は年間900頭程度しか出荷されない、幻の和牛と呼ばれています。

海の近くで育った壱岐牛は、ミネラルをたっぷりふくんでおり栄養素も満点です。

それだけでなくやわらかい食感や口のなかでとろける脂の甘みも特徴です。


壱岐のなかではステーキ店、ハンバーグ店、ハンバーガー店などさまざまな飲食店で壱岐牛を楽しめます。


壱岐牛の食感をしっかり楽しみたい、リーズナブルに貴重な和牛を楽しみたいなど、ニーズに合わせてさまざまな味わい方ができますよ。

麦焼酎


九州はお酒が有名ですが、とくに長崎県は麦焼酎の名産地として有名です。

壱岐はそのなかでも麦焼酎の発祥の地と呼ばれており、400年以上の歴史を持つ酒造が7つもあります。


壱岐の麦焼酎は大麦と米工事を2対1の割合で使うのが特徴です。

香ばしい香りや甘みを楽しめるので、麦焼酎が好きな方はぜひ各酒造の麦焼酎を飲み比べてみてくださいね。


最近では昔ながらの麦焼酎だけでなく、日本酒やリキュール、さらにクラフトビールなど、さまざまな壱岐オリジナルのお酒も誕生しています。

飲食店や旅館、お土産店など多くの場所で壱岐のお酒は売られているので、好みの味を探してみてくださいね。

ひきとおし

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/46_2_nagasaki.html)

壱岐のおもてなし料理として昔から親しまれているのが、「ひきとおし」と呼ばれる料理です。


鶏ガラとしょうゆの出汁で甘辛く煮込んだ野菜や鶏肉が、体だけでなく心も温めてくれます。

壱岐で作られるしっかりとした硬さのある壱州豆腐やそうめんなど、具沢山で見た目にも楽しめます。


決して豪華な料理ではありませんが、一度食べれば地元の人の暖かさを感じられるでしょう。

長崎県壱岐市へのアクセス方法


壱岐市は島内に1つの空港と3つの港があり、飛行機やフェリーでのアクセスが可能です。

長崎県内からだけでなく対馬からアクセスもできるため、自然をたっぷり楽しむ可能をしたい方も気軽に訪れられるでしょう。


それぞれのアクセス方法を解説します。

長崎空港から壱岐空港へ

長崎空港から壱岐空港へは、オリエンタルエアブリッジで約30分程度で到着します。

九州からスムーズに壱岐市に行きたいときには、空港から飛行機を使う方法がおすすめです。


本数は1日2本程度なので、日帰りでの観光を検討している場合は帰りの飛行機も逃さないようにあらかじめ準備しておきましょう。

博多港から芦辺港へ


博多港から芦辺港へ船で行く場合、高速船のジェットフォイルを利用して1時間5分程度で到着します。

飛行機より時間はかかるものの、高速船を利用しているため快適な旅路を体験できるでしょう。


船の時間によっては、芦辺港ではなく郷ノ浦港、芦辺港、印通寺港にも到着することがあります。

壱岐市は小さな島ではありますが、目的地を確認してもっとも近くにあるのはどの港なのかをチェックしておくことをおすすめします。

厳原港から芦辺港へ

厳原港から芦辺港へも、1時間ほどかけて高速船のジェットフォイルでむかうことが可能です。


厳原港は対馬の港です。対馬の観光をしてからすぐに九州に戻るのではなく、壱岐市の豊かな自然やアクティビティも楽しみたいというときにはこの方法が便利です。

博多港から郷ノ浦港へ

博多港から郷ノ浦港へは、高速船ジェットフォイルを使って1時間10分程度で到着します。


船の出発時刻によって到着する港が変わるので、どのエリアに立ち寄りたいか、どの港が一番近いかを確認しておきましょう。

唐津東港から印通寺港へ

唐津東港から印通寺港へは、カーフェリーを利用して1時間45分程度で到着します。


壱岐市内ではバスやタクシーでの移動がメインになりますが、ドライブも楽しみたい方はカーフェリーでの乗り入れがおすすめです。

博多港から芦辺港へ

博多港から芦辺港へカーフェリーを利用する方法もあります。所要時間は2時間10分程度です。


船の出発時刻によって到着する港が変わること、往復の港が変動する可能性がある点に注意し、計画的にスケジュールを立てましょう。

厳原港から郷ノ浦港へ

厳原港から郷ノ浦港へも、カーフェリーを使って2時間10分程度で到着できます。

厳原港から芦辺港へ

厳原港から芦辺港へのアクセスは、カーフェリーを使って約2時間15分です。

博多港から郷ノ浦港へ

博多港から郷ノ浦港へは、カーフェリーを利用して2時間20分程度かかります。

長崎空港へのアクセス

長崎空港へは、東京の羽田空港から1時間45分程度かかります。

名古屋からは1時間35分、大阪からは1時間10分程度です。

長崎空港からは、壱岐市への飛行機が出ています。

福岡空港へのアクセス

福岡空港へのアクセスは、東京の羽田空港から約1時間45分です。

名古屋からは1時間35分、大阪からは1時間10分程度かかります。


福岡空港からは博多駅へむかい、さらに博多港に行ってそこからフェリーを利用する方法があります。

博多駅へのアクセス

博多駅へは、名古屋、新大阪、広島から直通の新幹線が走っています。

名古屋からは3時間20分程度、新大阪からは2時間30分程度、広島からは1時間5分程度で到着します。


博多駅から博多港へむかい、そこからフェリーで壱岐市に入る方法が一般的です。

壱岐の豊かな自然を満喫しよう

壱岐は長崎県の南西部に位置する、豊かな自然に囲まれた島です。


美しい海水浴場や素晴らしい景色だけでなく、日本の歴史を知ることができる遺跡、不思議な力を感じられるパワースポット、おいしい料理やお酒など、見どころが満載です。

長崎県や福岡県からのアクセスもよく、足を運びやすいことも大きな魅力です。


素敵な旅行先を探している、大自然を満喫したい方は、ぜひ長崎県の壱岐市をチェックしてみてください。

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