壱岐の猿岩観光を家族で楽しもう!

壱岐の西部・黒崎半島の先端に位置する猿岩は、壱岐でNo.1を争うほどの人気観光スポットです。

45mもの高さがあり、そっぽを向いて海辺にどーんと立っています。

バリアフリーに対応していて、ベビーカーでも近くで見ることができますよ。

申年の前後には、縁担ぎや年賀状の素材としての撮影のために観光客が殺到するとのこと。

今回は猿岩の魅力をお伝えしますね。

なぜ猿岩と呼ばれるの?

猿岩

猿岩と呼ばれる理由はまさにそのまま、見た目が猿にそっくりだから!

海へ向かってそっぽを向いているのもご愛嬌。

岩に生えている草は、体毛に見えます。

違う角度から見ると、全く猿に見えません。

どこまでの位置なら猿に見えるのか?など家族で楽しんでくださいね!

壱岐で巨大な猿岩はどうやってできた?

猿岩は自然にできた岩ですが、お子さんに話すときには神話を絡めて話してみると好奇心を刺激して良いと思います。

こんなに猿そっくりな岩が自然に作り出されたという事実だけでもインパクトがありますが、猿岩の成り立ちの神話についてもご紹介しますね。

壱岐島誕生の神話での猿岩

壱岐島誕生の神話には、猿岩の由来が描かれています。

「神様が海の中で壱岐島を産んだときに、壱岐島が流されてしまわないように8本の柱を立てて繋ぎました。その柱は折れ残って今も折柱(おれはしら)と呼ばれている。その8本の柱のひとつが猿岩である。」

巨大な猿岩は、壱岐島が流されないための柱だったのですね。

お子さんにこの話を教えてあげると、「神様って島を産むの!?」「残りの7本はどこなのかな?」などと興味を持ってくれそうですね。

自然が偶然作り出した猿岩

猿岩は、海蝕崖という波などの侵食によって作り上げられた切り立った崖の一部です。

自然にできた岩がこんな芸術的に猿に見えるなんて、偶然って改めてすごいなと感じてしまいます。

猿岩の楽しみ方

猿岩はじっと立ちそびえているので、お子さんによっては猿だね、ふーんとあまり興味を持たない可能性があります。

家族でもっと猿岩を楽しむ方法をご紹介しますね。

色々なポーズで写真を撮る

猿岩

猿岩と写真を撮るときには、鉄板のポーズが何個かあります。

猿岩と同じ方向を見て、顔の角度なども猿岩に合わせるポーズ

合わせて家族で横一列になって撮ると、シュールで面白い光景になりますよ!

猿岩にバナナをあげるポーズ

猿岩の向かい側に立ち、バナナをどうぞとあげるポーズの方も多く見られます。

猿岩に話しかけるポーズ

バナナを上げるポーズと同じく猿岩の向かいに立ち、会話をしているような光景に仕上げます。
応用編として抱きしめたり、頭を撫でるなどのポーズも!

家族でどんな構図が面白いのかを考えてみてください!

夕日と共に楽しむ

猿岩夕陽

猿岩を見るおすすめの時間帯は夕方です。

夕日に映える猿岩は、今日が終わるのを惜しむかのような哀愁が漂っています。

綺麗な壱岐の夕日と猿岩との写真は、壱岐の家族旅行の思い出としてお子さんの心にも刻まれるはずです。

猿岩に近づいてみる

駐車場から歩いて、猿岩に近づいてみるのも楽しいです。

近くでも猿に見えるのか、さらに迫力を感じるのか?などお子さんに感じてもらいましょう。

猿岩の目の前は断崖絶壁になっていて危ないので、足元だけにはご注意ください。

クルーズに参加する

「猿岩沖クルーズ」という、プレジャーボートに乗り海側から猿岩の裏側を見るツアーが出ています。

猿岩の裏、気になりますね!

ツアーの詳細はこちらからどうぞ。

壱岐のお土産を猿島の近くで買おう!

猿岩の駐車場には、「お猿のかご屋」というお土産屋さんがあります。

ここにはアイスやお菓子も売っているので、小腹がすいたお子さんは喜ぶでしょう。

カフェスペースもあるので、休憩もできます。

おすすめのお土産をご紹介しますね。

猿岩をモチーフにしたグッズ

やはり猿岩に来たからには猿岩のグッズですよね!

猿をモチーフにしたTシャツやタオル、小物などバラエティーに富んだ品揃えです。

鬼凧(おんだこ)

壱岐鬼凧
壱岐鬼凧 写真提供:(一社)長崎県観光連盟

鬼凧は魔除けとして知られる、壱岐の伝統工芸品です。
凧として遊べるものや、自分で色を塗れるもの、ミニ鬼凧など種類も様々。

お子さんによっては少し怖く感じるビジュアルかもしれませんが、気に入ってくれた場合はぜひお土産にしてお家に飾ってくださいね。

手焼きせんぺい

壱岐の手焼きせんぺいは九州でも4台しかない焼き窯で焼き上げています。

味はみそ、生姜です。

おせんべいは一般的にしょっぱいイメージがありますが、この手焼きせんぺいは甘い優しい味がします。

シモン芋のお茶

シモン芋自体、あまり聞いたことがない人が多いと思います。

ブラジル原産で、食物繊維が豊富なお芋です。

このお茶は野菜不足の方にもおすすめ!

他にも骨の形成に必要なビタミンKや、ミネラルも豊富に含まれています。

少し香ばしくて甘味がある味です。

試飲ができるので、ぜひ飲んでみてください。

さざえカレー

壱岐のさざえを使った「さざえカレー」。

味の決め手は肝で、うらごしをして数種類のスパイスとともにブレンドされています。

他にもレトルトカレーは壱岐牛カレーもおすすめです!

壱岐の他の奇岩もご紹介

壱岐には猿岩以外にも奇岩があります。

お子さんが他の奇岩にも興味を持ったときの参考にしてください。

どれも壱岐南部の牧崎公園内の近い場所にあるので、一度に探せますよ!

同じ園内にある「鬼の足跡」と呼ばれる鬼が踏ん張ってできた穴も、日本百名洞に選ばれるほどの人気の景勝地なので合わせてご覧ください。

ゴリラ岩

ゴリラ岩

ゴリラ岩は表情がにっこりとしていて、「微笑むゴリラ岩」とも呼ばれています。

頭がとんがっているところや、目や口の感じが本当にゴリラにそっくり!

なんとなく哀愁が漂う猿岩とは違い、余裕を感じられる佇まいです。

カエル岩

まだあまりメジャーではありませんが、ゴリラ岩の近くにある「カエル岩」をご紹介します。

ガマガエルに見える岩で、背中に乗って写真を撮るのが定番のようです。

顔や手足などはカエル岩の方がゴリラ岩より再現性が高いとの評価もあります。

ぜひ探してみてくださいね!

ハート岩

壱岐のハート岩(石)と言えば壱岐のモンサンミッシェルと言われる「小島神社」のハート石ですが、ゴリラ岩・カエル石の近くにも「ハート岩」があります。

鬼の足跡とゴリラ岩の間にあり、ひび割れているようにも見えるハート岩。

女の子は特にハート好きな子が多いので、喜んで探してくれますよ。

こちらも壱岐の人にもあまり知られていません。

まとめ

顔のパーツから体毛まで本物にそっくりの猿岩は、壱岐では外せない観光スポットです。

壱岐島が流されないように作られた柱の一つだった、という神話をお子さんに話してあげてくださいね。

他にも猿岩と一緒に色々なポーズを考えて写真を撮ったり、夕日の絶景とともに見るなど、家族みんなで猿岩観光を楽しんで欲しいです。

観光後には、駐車場にある「お猿のかご屋」にもぜひ立ち寄ってください。

お土産にぴったりの壱岐の特産品から、ちょっとしたおやつやアイスも揃えているので、お子さんも喜ぶと思います。

休憩もできますよ。

壱岐には猿岩以外にも奇岩があります。

この記事で紹介したゴリラ岩たちは同じ公園の中にあるので、訪れたときは全部探してみて欲しいです。

お子さんも興味を持ちそうな、分かりやすい岩がたくさんあります。

壱岐の猿岩観光の参考にしてくださいね!

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