壱岐島でマリンスポーツを楽しみたい!人気のアクティビティを詳しく解説

「マリンスポーツで爽快に体を動かしたい!」
とお考えなら、ぜひ長崎県の壱岐島へ出かけてみましょう。

周囲すべてを海に囲まれている壱岐島では、バリエーション豊かなマリンスポーツを体験できます。
初めてマリンスポーツにチャレンジする方は、島内のショップやスクールが提供する体験ツアーを探して申し込むのが安心です。
ある程度マリンスポーツに慣れているのなら、仲間同士で気軽に海に出かけるのもいいかもしれません。

この記事では壱岐島の海で楽しめるマリンスポーツを詳しく紹介していきます。
また、マリンスポーツの始め方についても解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

壱岐で体験できるマリンスポーツにはどんなものがある?

壱岐島は九州の玄界灘に浮かぶ長崎県の離島です。
長崎空港からは飛行機で約30分、博多エリアからは高速船を使って約1時間で到着できます。
壱岐島は南北17km、東西14kmと意外に広く、島内には多くの観光スポットやレジャー施設、宿泊施設があります。海がキレイな島なので、南国リゾートを訪れたような気分に浸りたい方に最適です。

壱岐にはマリンスポーツのショップがたくさんあり、さまざまなアクティビティが提供されています。
特に人気を集めるマリンスポーツのプランには以下のようなものがあります。

  • ・シュノーケリング
  • ・ダイビング
  • ・サーフィン
  • ・ボディボード
  • ・SUP(サップ)
  • ・バナナボートやチュービング
  • ・カヤックやカヌー
  • ・ウェイクボード
  • ・水上バイクやジェットスキー

もちろん、海水浴や釣りといった海遊びも、広い意味ではマリンスポーツにあたるかもしれません。趣味に合うお好みのマリンスポーツを選んでじっくりと楽しんでみてください。
ここからは、それぞれのマリンスポーツの特徴や始め方、壱岐島での楽しみ方をチェックしていきましょう。

1. シュノーケリング

シュノーケリングとは、シュノーケルと呼ばれる道具を使って水中遊泳をするマリンスポーツです。

シュノーケルには呼吸用のパイプがついており、ゴーグルマスクとセットで顔面に装着して使います。シュノーケルがあれば水面に顔をつけても呼吸ができるため、顔を上げずに海の中を眺めながらゆったりと泳ぐことができます。
シュノーケリングをするときには、エアーの入ったシュノーケルベストやウエットスーツを身につけることがあります。シュノーケルベストにはライフジャケットと同じくらいの浮力があるため、一生懸命泳がなくても水面にプカプカと浮いていられます。

泳ぎにある程度自信がある方なら、シュノーケルベストやウエットスーツなしでシュノーケリングをしても問題ありません。

また、シュノーケリングでは足にフィンと呼ばれる足ひれをつけるのが一般的です。
フィンがない場合、海をバタ足で進まなければならず体力を消耗してしまいます。
シュノーケルを付けていると普段よりも呼吸がしにくくなるため、
バタ足で進むと疲れから次第に呼吸が難しくなることがあるのです。
安全のためにも、シュノーケリングをするときにはフィンを使うようにしましょう。

壱岐島でシュノーケリングをするときのポイントは?

壱岐エリアの海は透明度が高く、ゴーグルマスクをつけて潜ると海の中を遠くまで見渡すことができます。
エメラルドグリーンの海の中には色とりどりの魚たちが住んでおり、ずっと眺めていても飽きません。珍しい魚が間近を泳いでいくさまをじっくり観察する、極上の時間を過ごしましょう。
防水カメラや防水ビデオを使って、海の中で記念写真を撮影するのもおすすめです。

2. ダイビング 

シュノーケリングは水面近くに浮かんで楽しむマリンスポーツですが、
もっと深く潜ってみたいという方にはダイビングがおすすめです。
ダイビングでは、酸素ボンベを背中に背負って海の底へと潜っていきます。海の中には、普段暮らしている陸地とは全く違う世界が広がっています。サンゴや海藻の間を泳ぐカラフルな魚たちの様子に思わず感動してしまうという方も多いです。
降り注ぐ太陽光が複雑に反射して海中がキラキラと輝く絶景も、ダイビングの魅力の1つです。

「ダイビングは泳ぎがうまくないと楽しめないのでは?」
というイメージがあるかもしれません。
しかし、酸素ボンベを使うため水中では比較的楽に呼吸ができ、泳ぎに自信がない方でも落ち着いて水中遊泳を満喫できます。

壱岐島でダイビングをするときのポイントは?

壱岐島周辺の海でダイビングをするのなら、ぜひサンゴ礁を眺めてみましょう。
それほど温かくないためサンゴ礁は生息できないといわれます。しかし、壱岐エリアの海では南国と同じようなサンゴ礁の姿が確認されています。これほど北にサンゴ礁が存在しているのは、世界的にも珍しいことといわれています。

メジナの群れ

また、壱岐の海にはヒラマサやメジナ、イサキ、イシモチ、タカベといったバリエーション豊かな魚が群れで訪れます。たくさんの魚を間近に感じながら泳げば、ひととき海の生物になったような不思議な気分を味わえます。

3. サーフィン

サーフィンとは、サーフボードの上に立ち上がって波の上を滑走するマリンスポーツです。オリンピック競技に採用されたこともあり、最近ではメディアでサーフィンを見る機会も増えてきました。
初心者にとって、タイミングを見計らってサーフボードの上に立ち上がるのは少し難しいものです。丁寧な指導をしてくれるスクールやツアーを利用すれば、うまくコツをつかめるようになるかもしれません。

壱岐島でサーフィンをするときのポイントは?

清石浜海水浴場 画像提供:壱岐砂浜図鑑 https://ikibeach.com

壱岐島では、清石浜に多くのサーファーが集まります。清石浜は壱岐島のほかのビーチに比べて波が高く、サーフィンに最適です。
ただし、海水浴の時期には海水浴客と同じエリアでのサーフィンができないので注意しましょう。海水浴客がいないエリアに移動するか、オフシーズンを狙うのがおすすめです。

4. ボディボード

ボディボードはサーフィンによく似ていますが、ボードの上に立つのではなく腹ばいになって乗るという違いがあります。
立ち上がるのに比べて難易度が低いため、初心者でも気軽に体験できます。また、ボディボードの長さはサーフボードよりも短く、扱いやすいのが魅力的です。
ボディボードではうつ伏せに乗るスタイルのほかに、片膝立ちで波乗りをするスタイルもあります。

壱岐島でボディボードをするときのポイントは?

壱岐のサーフィンスポットとして注目を集める清石浜ではボディボードを楽しむ方もいます。いい波が発生しやすい時期を狙って清石浜に足を運び、ボードをうまく乗りこなして遊ぶ充実したひとときを過ごしましょう。

5. SUP(サップ)

SUPとは「Stand Up Paddle Board(スタンドアップパドルボード)」の略語です。おしゃれでフォトジェニックな印象の強いSUPはメディアで次々に紹介され、一躍注目の的となりました。
SUPは専用のボードの上に乗り、パドルを持って海へと漕ぎ出すマリンスポーツです。SUPでは浮力の高いボードを使うので、初心者でも意外と簡単に海上散歩を楽しめます。
最近では、ボードに乗ってヨガのポーズを取りリラックスする「SUPヨガ」も人気を集めています。SUPボードの上でゆったりと波に揺られながらヨガを行い、雄大な自然を肌で感じてみましょう。

全国各地のビーチや湖、河川などでもSUPの体験ツアーを提供するショップがどんどん増えています。もちろん壱岐島にもSUPの体験ができるショップがたくさんあるので、ぜひ予約をしてみましょう。

壱岐島でSUPをするときのポイントは?

壱岐島にはSUPのお試し体験を提供するショップやスクールがいくつもあります。中でもおすすめは、壱岐の人気観光スポット「壱岐イルカパーク&リゾート」が実施しているSUPツアーです。
壱岐イルカパーク&リゾートはイルカたちとのふれあいやマリンアクティビティを楽しめるスポットです。イルカと触れ合ったり、SUPや釣りの体験をしたりと、アクティブな遊びを丸一日楽しむことができます。

壱岐イルカパーク&リゾート

こちらのSUP体験サービスは経験豊富なスタッフがフルサポートしてくれるので、初心者やお子様でも安心して参加できます。

6. バナナボート(チュービング)

南国の海のレジャーといえばバナナボートなどのチュービングを思い浮かべる方もいると思います。
チュービングとは、バナナの形のバナナボートやソファー型のチューブなどに乗り、モーターボートやジェットスキーで引っ張ってもらうマリンスポーツです。波の上を走るように進むチューブはかなりスピード感があるので、振り落とされないようにしっかりつかまることが重要です。

スピードを上げてもらえば、ジェットコースターのようなスリルや爽快感を味わえます。スピード感が怖いと感じる方は、あまりスピードを出さないようあらかじめお願いしておくこともできます。

壱岐島でチュービングをするときのポイントは?

壱岐マリーナやマリンプラザ弦観光など、壱岐エリアにはチュービング体験を提供するショップがいくつもあります。1時間または2時間以上乗り放題というパックツアーを選べば、夢中になってマリンレジャーを楽しみ尽くせます。
バナナボートやビスケット、ハーフパイプなどさまざまな形のチューブを体験し、乗り心地を比較してみるのもおすすめです。

7. カヤック、カヌー

写真提供:(一社)長崎県観光連盟

穏やかな海の上を、舟を漕いで進んでいくマリンスポーツにも挑戦したいものです。カヤックやカヌーのアクティビティで爽快な気分を堪能しましょう。

シーカヤックは細長い形状をしており、足を前方に投げ出すような形で乗り込みます。あとはパドルを漕げば海の上をスイスイと進んでいけます。カヤックに乗るときにはライフジャケットを身につけるので、舟から万一落ちたときでも溺れる心配はありません。
カヌーは人が乗るデッキ部分がオープンになっている舟のことを指します。パドルの形もカヌーとカヤックでは少し違っています。

どちらの舟も、水面ぎりぎりの位置に座ってゆっくりとパドルを動かし進んでいくという共通点があります。壱岐島の透き通った海を風を切って進む爽快な体験は、きっといい思い出になります。

壱岐島でカヤックやカヌーをするときのポイントは?

壱岐の海の魅力はやはりその透明感にあります。晴れた日にはカヤックやカヌーの上からエメラルドグリーンの水中をすっきりと見渡すことができます。ときには、太陽光が海底に舟の影を作り出すステキな光景を見られることもあります。

壱岐島の体験ショップでは、プロのガイドが海上のルートや漕ぎ方のポイントを丁寧にレクチャーしてくれるので、安心して海上散歩を楽しめます。
体験料金が意外とリーズナブルなのも、カヤックやカヌーの体験ツアーの魅力です。

9. ウェイクボード

ウェイクボードとは、専用のボードの上に立って持ち手をつかみ、持ち手の先につながったモーターボートに引っ張ってもらうスリリングなマリンスポーツです。ボードに乗って滑走する様子は、まるで海の上でスノーボードをしているような雰囲気です。波を切って進む様子から、ウェイクボードはウェイクサーフィンと呼ばれることもあります。

ウェイクボード上級者は波に乗ってジャンプをしたり回転したりと多彩なアクションを披露します。初心者はボードの上で立ち上がるのが精一杯かもしれませんが、体験するうちにコツをつかめるようになってきます。

壱岐島でウェイクボードをするときのポイントは?

壱岐島では、筒城浜などのビーチでウェイクボードの体験ができます。マリンスポーツのプロが丁寧に調節しながらジェットスキーを操縦してくれるので、初心者でも気軽にウェイクボードを体験できます。
ボードの上に無事に立ち上がれたときの達成感は言葉では言い表せないほどです。海の上を爽快に走るウェイクボードのマリンスポーツをぜひ体験してみてください。

10. 水上バイク、ジェットスキー

壱岐の海でモーターボートや水上バイク、ジェットスキーを楽しむ方もいます。
海の上を猛スピードで駆け抜ける水上バイクやジェットスキーはとてもスリリングなので、そのとりこになってしまう方も少なくありません。

水上バイクやジェットスキーを操縦するためには「特殊小型船船舶操縦士」という専用の免許が必要です。こういった乗り物はかなりスピードが出るため、安全に操縦するための十分な知識やスキルが求められるのです。
壱岐の海を水上バイクやジェットスキーで爽快に走りたいという方は、まず免許の取得を検討しましょう。

壱岐島で水上バイクやジェットスキーをするときのポイントは?

壱岐エリアにはジェットスキーや水上バイクの貸し出しをしているマリンスポーツショップがいくつかあります。ただし、レンタルできるのはジェットスキー免許をもつ方に限られます。
免許を取得したものの、初心者でまだまだ走りに自信がないという方もいると思います。こういった場合には、ショップに在籍するベテランのインストラクターから丁寧にレクチャーを受けてみましょう。

壱岐島でマリンスポーツを体験する方法3つ

「マリンスポーツをやってみたいけど、どこでできるの?」
とお悩みの方もいるかもしれません。
マリンスポーツのやり方には以下のような選択肢が考えられます。レベルに応じた安全な方法を選び、マリンスポーツをじっくり楽しみましょう。

1. マリンスポーツを提供するショップを探す

壱岐島で気軽にマリンスポーツを楽しみたいのなら、多彩なツアーやプログラムを提供するショップを探すのがおすすめです。
海がキレイな壱岐はマリンスポーツに適したエリアなので、島内にはたくさんの専門ショップがあります。ショップにはマリンスポーツの知識やスキルが豊富なガイドやスタッフが在籍しており、丁寧にサポートをしてくれるので安心です。

2. マリンスポーツのスクールを探す

ダイビングやSUP、サーフィンといったマリンスポーツをするときにはスクールを利用するのもいいかもしれません。
スクールには初心者向けや中級者向け、上級者向けといったクラスがあり、レベルに応じた指導を受けられます。初めての方が参加できるスクールもあるので、まずは初心者向けのスクールを探してみましょう。

ダイビングを本格的に楽しむためにはライセンスが必要となります。沖合の海の奥深くまで潜ってみたい、珍しい魚を見てみたいという方は、スクールでライセンスを取得しましょう。ライセンスの種類によっては、水深40mという深さまで潜るダイビングも可能となります。

とはいえ、水深12mまでのダイビングであれば無資格の方でもチャレンジできます。壱岐島で体験ダイビングを提供するショップの多くは、安全なエリアを選んで5mくらいの比較的簡単なダイビングをサポートしてくれます。ライセンスを持っていない方やお試しでダイビングをしてみたい方は、初心者向けの体験ダイビングツアーやコースを選びましょう。

3. 個人でマリンスポーツを楽しむ

マリンスポーツにある程度慣れている方は、ショップやスクールのプランを利用せず個人でマリンスポーツを楽しんでいます。特に、サーフィンを楽しむサーファーはショップを利用せず1人、あるいは仲間うちで海を訪れることがよくあります。

個人でマリンスポーツをするのなら、自家用車があると便利です。車にはマリンスポーツに必要な機材や細かい道具類、水着やタオルなどをたっぷりと積み込めます。また、車内で準備をしたり休憩したりできるのも、車を活用するメリットです。

ご紹介したマリンスポーツ以外にも、
壱岐島で体験できるアクティビティは数多くあります!

例えば壱岐島で自転車をレンタルすれば、風を切りながら爽快なサイクリングを楽しめます。美しい海辺を散歩したり、ビーチでキャンプやバーベキューをしたりするのもいい思い出になりそうです。
壱岐島には、アクセサリー作りやハーバリウム作りの体験イベントを提供するショップもあります。砂浜で拾った貝殻をアクセサリーやハーバリウムに加工すれば、世界に1つだけの宝物ができあがります。
壱岐島で体験できるアクティビティやものづくりのイベントには、ファミリー向けのものもたくさんあります。せっかく壱岐島に出かけるのなら、こういったアクティビティにもぜひチャレンジしてみましょう。

まとめ

この記事では壱岐島で体験できるマリンスポーツやアクティビティを紹介してきました。
壱岐の海は透明度が高く波も穏やかなので、さまざまなマリンレジャーを安全に楽しめます。エメラルドグリーンにきらめく海でたっぷり体を動かして遊べば、身も心もリフレッシュできることでしょう。
シュノーケリングやダイビング、SUPやカヤックなど人気のマリンスポーツに挑戦し、一生モノの思い出を作ってみてくださいね。

キレイな海に囲まれた壱岐島に、託児付きの宿泊施設が新たに誕生します。せっかく壱岐の海を訪れるのなら、子供も大人も思いっきり遊びを楽しみたいものです。家族が最高の休日を満喫できるようお手伝いいたしますので、旅行の際にはぜひご活用ください!

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