子連れの家族旅行は、家族の新しい思い出ができるのでとても楽しみな反面、旅の準備が大変ですよね。
特に荷物の準備を考えると、少し面倒だと感じることはありませんか?
荷物は子供がいると多くなってしまいますよね。
特に赤ちゃんやおむつの子がいると、必要な荷物が増えていきます。
やっと荷物を揃え終わったと思ったら、パッキングが苦手でスーツケースやバッグに入りきらないという事態になる方もいるでしょう。
この記事では子連れ旅行の荷物準備から、パッキング術までご紹介します。
目次
パッキングする荷物リストを作ろう
まずは、パッキングする荷物リストを作りましょう。
旅行に行くたびに1から作成するのは大変なため、ExcelやGoogleドキュメントで荷物リストを作ることがおすすめです。
こちらからも子連れ旅行の荷物リストのダウンロードができます。
子供の年齢に合わせて確認してくださいね。
子供用のパッキングする荷物リスト
子供の荷物の内容は年齢によって変わるため、大変ですよね。
さらに複数人いると荷物の種類が増えて混乱しがちなため、しっかりリスト化しておきましょう。
大人用のパッキングする荷物リスト
子供の荷物の準備で精一杯で、つい大人の荷物の準備は適当になってしまいがちですよね。
大人の持ち物は子供用グッズよりも現地調達はしやすくはあります。
しかしながら、周りにはあまりお店がない郊外のリゾート地の場合や、お店がやってない時間帯に忘れ物に気づくと調達不可能になることも予測されます。
忘れ物ひとつでせっかくの楽しい子連れ旅行の気分が台無しになることもあるため、自分の荷物もリスト化しておきましょう。
子連れ旅行のパッキング準備はいつから始める?
旅行のパッキング準備の時期は、日程にもよるとは思いますが最低でも2日前には行いたいですね。可能であれば1週間くらい前から準備できれば余裕です。
前日や当日の準備だと、自分の準備以外に子供の人数分もプラスされるため、バタバタして焦ってしまい忘れ物が出る可能性が高まる恐れがあります。
早めに準備する荷物
早めに準備できる荷物は先にまとめておきましょう。
服は早めに準備できる荷物の代表です。
旅行用で考えていた服を旅行前日に着用してしまうことも防げます。
薬、マスク、生理用品などの日常生活の必需品も旅行の日程分を先に取り分けしておくと安心ですね。
おむつ、おしりふき、粉ミルク、離乳食やお食事エプロンを使っている子がいる場合は、それらも事前に準備しておきます。
意外と大事なものは現金です。
海外旅行の場合はあまり必要ありませんが、国内の場合は現金のみ取り扱いのお店もまだ多いため、念の為に持っていきましょう。
現金が足りないからとその場で引き出しに行くと手数料がかかります。
前もって準備をしておくと無駄な費用もかかりません。
旅行直前に詰める荷物
旅行直前に準備する荷物は、眼鏡やコンタクト類、化粧品、充電器やコード、洗面用品など毎日使用する大事なものですね。
子供の歯ブラシや歯磨き粉、パジャマ類については備えていない宿泊先もあるため、必要かどうかをリストも合わせてしっかりと確認して忘れないようにしましょう。
子連れ旅行の荷物のパッキング術
荷物のパッキングには意外と技術が必要ですよね。
得意な方と苦手な方に分かれるのではないでしょうか?
子連れ旅行の荷物の量は多いので、パッキングが苦手な方には大変だと思います。
そんな苦手な方でもスムーズに行えるようなパッキング術をご紹介しますね。
スーツケースに入れる荷物の順番を考える
パッキングをするときには、スーツケースに入れる荷物の順番を考えましょう。
順番はスーツケースに限らず、旅行用バッグにも当てはまります。
基本的に、重いものは下側に置きます。
本や固い容器のお土産は下側がいいです。
スーツケースは、横に倒して開くときにハンドルがついている側を起点にして開きます。
ハンドル側の下部に1番重いものをパッキングしましょう。
崩れやすかったり、形が変形する心配があるものはハンドルが無い側の上部に置きます。
軽い服やおむつなども、上部に入れることに適していますよ。
旅行用バッグに関しても、軽くて変形する可能性があるものは上部にします。
他の注意点としては、スーツケースのハンドルが無い側の荷物はなるべく大きくまとめておきましょう。
スーツケースを開いたときに、荷物が下側へポロポロ落ちないようにするためです。
人目のある場所でしてしまうと、恥ずかしい思いをします…。
圧縮する
うまくパッキングをするためには圧縮が必須です。
特に、子連れだと色々汚すことを考えて服が多くなってしまうでしょう。
服のパッキングには圧縮袋を使う方が多いと思いますが、それよりも圧縮バッグの方がおすすめです。
圧縮袋もよい点はあるのですが、ジップの密封に手間取ったり、破れやすく繰り返し使いにくい、衣類にシワがつきやすいなどとデメリットも多いです。
圧縮バッグは繰り返し使用が可能で、閉じやすい点が魅力。
圧縮力は圧縮袋には劣りますが、服のシワができにくいです。
サイズも様々な種類が販売されています。
素材も色々あり、メッシュで通気性もよく何が入っているのか分かりやすいもの、中身が見えなくプライバシーを守れるものまであります。
洗濯ができる製品もあるので、衛生的に使用できますね。
100均でも販売しているので、興味がある方は試しに買って使用してみてください。
おむつも結構かさばるので困りますよね。
100均ではおむつ用の圧縮袋が販売されているので、ぜひ活用してみてください。
服のたたみ方のコツ
圧縮する前の服のたたみ方のコツを紹介します。
ひとつめは、丁寧にたたむことです。
服は重ねて同じ大きさで丁寧に畳み、重ねた状態で圧縮バッグに収めましょう。
シワもできにくいですよ。
適当にたたんで圧縮バッグに入れると、無駄な空間ができてしまいます。
ふたつめは、丸めてたたむことです。
服をくるくる巻くことで、ケースに隙間を作らずにパッキングをすることが可能になります。
ただ、この巻き方には服にシワができるという欠点があるため、シワになりにくい素材の服や下着や靴下で行いましょう。
使う場面によって小分けにまとめる
荷物を小分けにまとめることもおすすめです。
あまり分けすぎると、どれが何に使うものなのか分からなくなるので、自分で把握できる程度にとどめましょう。
分け方は、使うシーン別にします。
子供の持ち物については、以下を例にしてください。
- ・暇つぶしや急に服が汚れたときなど、移動中に使うことが多いもの
- ・プールなどのアクティビティで使う物
- ・宿についてから使う着替えなど
また、子供の持ち物は基本的に小分けにしてまとめ、いつでも取り出せるようにしておいた方がいいでしょう。
お子さんが自分の荷物を運べる年齢の場合は、自分で小分けにする作業をしてもらうのもいいですね。
パッキング術の腕も上がりますし、親も楽になるので一石二鳥です。
最後の荷物確認だけは、親が必ずしてあげましょう。
ジップ付き袋に漏れやすい物や小物を入れる
化粧水やコンタクト液などの漏れやすい液体はジップ付きの袋に入れると安心です。
飛行機の場合、ボトルに空気が入っていると漏れる可能性があります。
アクセサリーや子供の細かいおもちゃも小さなジップ付きの袋に分けましょう。
ポーチだとかさばりがちですが、ジップ付きの袋なら何が入っているのかも判断しやすいです。
帰りは荷物が増えることを想定する
出発前に荷物をうまくパッキングできたからといって、安心してはいけません。
帰るときには今の荷物にお土産が加わっていることも想定しましょう。
おむつを使用している子供がいる場合は、使用した分のおむつが減る予定ですが、現地で子供がぐずっておもちゃや本を買ったりと予定していないものが増えることも多いです。
出発前のパッキングには余裕を持たせておきましょう。
帰りの荷物のパッキングのコツ
帰る荷物を準備するときは、お土産と、汚れた洗濯物の荷物が増えていると思います。
お土産に割れ物がある場合は、服やタオルで巻いて万が一のためにビニール袋やジップ付きの袋に入れると万が一割れても安心ですよ。
洗濯物は、ランドリーネットを用意して入れます。
帰ってからネットごと洗濯機に入れることができて楽です。
帰ってからの負担をなくすために、おしゃれ着洗いと通常洗いのものとで仕分けましょう。
出発前のパッキングは気合いを入れて準備をする人が多いですが、帰る準備のパッキングも想定しておくと余裕を持って帰路につけますよ。
子連れ旅行の荷物を減らすコツ
子連れ旅行にはパッキング術も大切ですが、荷物の量自体も減らすことも重要です。
荷物を減らすコツを解説します。
旅先で洗濯をする
荷物で1番場所をとる服。
子連れだと食事をするだけで汚したりするため予定数+一泊分くらいの服が必要になり、量を減らすことが難しいですよね。
そんな子連れ家族には、旅行先で洗濯をすることをおすすめします。
ホテルのランドリーサービスを利用したり、近くのコインランドリーを利用すれば持っていく服の量が減り、荷物が少なくなります。
旅先のどこで洗濯が可能なのか、事前にリサーチをしておきましょう。
現地調達を利用する
荷物を増やさないために、現地調達をすることもひとつの手です。
旅先にベビーグッズを取り扱っているお店がある場合は、かさばるおしりふき、離乳食や子供の飲食物は最低限だけ持っていき、足りなくなったらそこで買いましょう。
子供向けの宿泊施設を利用する
子供向けの宿泊施設を利用すると、荷物を少なくできます。
子供用の浴衣やパジャマ、歯ブラシなどを揃えていることが多いためです。
食事も子供用の食事はもちろん離乳食も用意していたり、就寝時には赤ちゃん用のコットを揃えている施設もあります。
他にも、子供向けの宿泊施設は子供が喜ぶイベントやキッズルームもあるため子連れ家族が過ごすにはぴったりですよ。
子連れ宿泊施設についてはこちらも参考にしてください。
荷物を送る
いくら荷物を減らす対策をしても減らない場合は、宿泊施設に荷物を送ることも検討しましょう。
荷物の受け取りサービスを行っている施設は多いですよ。
空港や新幹線でも行なっています。
帰宅時にも宅配サービスを利用すれば、楽に帰路につけますね。
特にベビーカーや抱っこ紐の赤ちゃんがいる家族は大きな荷物を持つことが難しいと思うので、宅配サービスもぜひ利用してください。
まとめ
子連れ旅行は荷物が多くなりがちなので、荷物のパッキング術を事前に知っておくことが大切です。まずは旅行に持っていく荷物をリスト化します。
持っていく荷物は子供の年齢によって変わるため、旅行へ行くたびに見直してくださいね。
荷物を準備し始めるタイミングは、遅くても2日前にしましょう。
早めに準備できるものは服、おむつやおしりふきなどです。
キャッシュレスが主流になっていますが、現金も事前に用意しましょう。
親はつい子供の荷物ばかり確認してしまいますが、自分の荷物もきちんと確認しましょうね。
忘れ物があると、せっかくの旅先の気分が台無しになってしまいます。
パッキングを開始する前には、スーツケースや旅行用バッグに入れる荷物の順番も決めておきましょう。
重いものは下、軽いものや型崩れしやすいものは上におきます。
服やおむつは圧縮し、荷物も使うシーン別に小分けしてまとめてパッキングします。
帰りはお土産などで荷物が増えることも想定し、荷物をめいっぱいにパッキングしないようにすることも大切です。
それでもうまくパッキングができない場合は、荷物を減らすことも検討しましょう。
服を減らして旅先で洗濯をする、離乳食や子供の飲食物は最低限にして現地調達を検討すると荷物が減りますよ。
子連れ向け宿泊施設を利用すると、子供用のアメニティやパジャマも用意してくれます。
子供が喜ぶ食事やイベントなども準備しているため、家族でのんびり楽しめますよ。
小さい子がいて荷物を持って移動すること自体が難しい場合は、荷物を宅配で宿泊施設へ送ることがおすすめです。
宿泊施設が宅配に対応しているかどうかは事前に確認してくださいね。
帰りも、宿泊施設から配送しましょう。
荷物をうまくパッキングして、身軽で快適な子連れ旅行を楽しんでください。
シェアよろしくお願いします!