壱岐島のウニを紹介!幻の赤ウニ丼が食べれる時期も解説
2023-08-05
壱岐島への観光を考えている方はいませんか?
壱岐島はウニが有名で、訪れたら絶対に食べていただきたい名物です。
特にウニの中でも九州の方でしか、なかなかとることができない赤ウニを使った丼は絶品です。
しかし、壱岐島でのウニには旬があります。
そのため、壱岐島に訪れるタイミングを間違えるとお目当てのウニが無いなんてこともあります。
そうならないためにも壱岐島のウニの旬をしっかりと把握しておきましょう。
「でも壱岐島のウニの時期なんて知らないし」
「壱岐島でとれるウニはそんな種類があるの?」
「赤うに丼ってなに?聞いたことがない」
そんな方達に向けて本記事では、壱岐島でとれるウニを紹介するとともに、ウニの旬な時期について解説します。
また、東日本の地域ではまぼろしとも呼ばれている赤ウニについて解説します。
壱岐島にウニを食べに行こうと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
壱岐島とは
壱岐島のウニを紹介する前に軽く壱岐島について解説します。
壱岐島についてある程度知っている方は読み飛ばしてもらって構いません。
壱岐島は長崎県に属しており、九州北部の玄界灘沖、福岡県と対馬の中間地点に位置しています。
福岡県の博多港から約1時間のところにありアクセスもよいため、ぜひ訪れてみてください。
離島であることから海産物が有名で、特に本記事で紹介するウニが美味しいと評判です。
新鮮な魚介類以外にも、壱岐牛や麦焼酎なども人気があります。
グルメ以外にも150箇所以上の神社や、透明度の高いエメラルドグリーンの海があります。
非常に魅力的なところになっているため、ぜひ一度訪れてみてください。
壱岐島公式ホームページ:https://www.ikikankou.com
壱岐島の気候
壱岐島のウニの時期を解説する前に、壱岐島の気候について解説します。
気候によって海水温も変わり、ウニの旬の時期も変わるため注意しておきましょう。
壱岐島の気候は比較的温暖な気候です。
対馬暖流の影響を受けて、夏は涼しく冬は暖かいです。
雪が降ることもめったにありません。
非常に過ごしやすく、住みやすい気候と言えるでしょう。
それぞれの月の平均気温は以下の通りです。
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
平均気温 | 7,6℃ | 8,3℃ | 10,8℃ | 14,4℃ | 18,0℃ | 21,2℃ | 25,2℃ | 26,8℃ | 24,1℃ | 20,0℃ | 15,1℃ | 9,9℃ |
https://ja.climate-data.org/アシア/日本/長崎県/壱岐市-986040/
参考に東京都の平均気温についても紹介しておきます。
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
平均気温 | 9,4℃ | 10,5℃ | 16,6℃ | 20,2℃ | 23,5℃ | 27,6℃ | 31,7℃ | 32,0℃ | 28,8℃ | 21,5℃ | 19,1℃ | 12,2℃ |
https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/monthly_s1.php?prec_no=44&block_no=47662&year=2022&month=&day=&view=a2
壱岐島は12月から2月にかけては強い北風が吹くこともあります。
7月から8月がベストシーズンですが、観光客の方が多くいます。
そのため、4月から5月、10月から11月などの過ごしやすい気候のタイミングで訪れる観光客も増えているようです。
壱岐島で食べられるウニ
壱岐島ではさまざまなウニを取ることができます。
壱岐島のウニは美味しいと評判で、ウニ目当てに壱岐島に訪れる観光客もいるそうです。
壱岐島ではこれから紹介する「ムラサキウニ」「ガゼウニ」「赤ウニ」の3種類のウニが水揚げされます。
特に赤ウニは幻のウニとも呼ばれており、赤ウニを食べに県外からもたくさんの人が島に来るほどです。
それでは1つずつ紹介していきます。
ムラサキウニ
ムラサキウニは、本州中部から九州に生息しており日本ではもっとも食べられているウニです。
直径は約5cmから6cmほどで、殻は円形の形をしています。
棘が長いことが特徴で、皆さんに最も馴染みがあるウニでしょう。
九州の一部の地域では「黒ウニ」とも呼ばれています。
身の特徴としては、赤ウニにより身が小さいことが特徴です。
ガゼウニ
ガゼウニとはバフンウニの別称で、主に東北地方に生息しています。
バフンウニは東北地方が有名ですが、長崎県でもわずかながら取ることができます。
直径は約4cmほどで非常に小さいことが特徴です。
棘も長くなく、短く密集しており、まるで馬糞のような見た目をしていることからバフンウニと呼ばれています。
殻が小さい分、身も小さく、練りウニなどの原料に使われることもあります。
赤ウニ
赤ウニとは、その名の通り殻の見た目が赤っぽいウニのことです。
主に九州の西側沿岸に生息しています。
また、水深の深い場所に生息しているため希少性が高く、九州以外に流通することがほとんどありません。
そのため、東日本では「幻のウニ」とも呼ばれ、皆さんもなかなか聞き馴染みがないウニかと思います。
直径は約5cmから8cmで、殻は真横から見ると平ぺったい形が特徴です。
棘が短く、他のウニと比べると雑味が少ないと言われています。
壱岐島で食べられるウニの時期は?
先ほど紹介したウニの食べられる時期について解説します。
時期を外してしまうと、壱岐島にウニを食べに来てもお店で出していないことがあります。
ウニを食べに壱岐島に行こうと考えている方は、そんな残念な結果にならないようによくチェックしておいてください。
お店によっては時期が当てはまっていても完売していてウニがなかったり、不漁で仕入れができなかったりします。
そのため、どうしてもウニが食べたいという時は、事前にお店に電話してから来店することがおすすめです。
壱岐島でのウニのとりかた
壱岐島では4月中旬から10月中旬がウニの漁の時期で、壱岐島にお住まいの約300人の海女・海士がウニをとっています。
漢字は違いますがどちらも「あま」と呼びます。
※海人:海に潜って貝類や海藻、うになどをとる女性
※海士:海に潜って貝類や海藻、うになどをとる男性
Wikipedia参照(https://ja.wikipedia.org/wiki/海人)
壱岐東部の芦辺町八幡地区では、毎年約60人の海女さんが漁をします。
その漁のさいには、ウニの乱獲防止のためレオタードを着用したユニークな姿で漁を行うそうです。
ムラサキウニ
ムラサキウニの産卵期は5月から6月で、漁は2月ごろから始まります。
4月中旬から6月20日ごろがムラサキウニの旬の時期で、美味しくいただくことができます。
ムラサキウニは本州から九州まで広い範囲でとることが可能です。
また、日本海側と太平洋側どちらでも取ることができます。
そのため、産地によって微妙に時期が違うため、「壱岐島の旬なウニが食べたい!」という方は時期に注意してください。
ガゼウニ
ガゼウニ(バフンウニ)の旬は6月から8月と言われています。
ガゼウニについても、とる場所によって時期が異なるため、
産地の確認をしてから旬のものか判断するようにしましょう。
赤ウニ
7月から10月中が赤ウニの旬な時期とも言われています。
赤ウニの産卵期は10月から11月で、他のウニの産卵期と時期が少し異なります。
産卵後は身に苦みがでるようになってしまい、漁も行われません。
美味しい時期は産卵前の10月中旬ごろといわれており、その中でも最も美味しい時期は15日間しかないと言われています。
旬な時期も短く、まさに幻のウニです。
生赤ウニ丼が食べられるお店
生赤ウニ丼は、九州以外ではめったに食べることができない珍しい丼です。
そんな生赤ウニ丼が食べられる店が壱岐島にはあります。
生赤ウニ丼が食べられる店を1店舗紹介します。
三益寿司(みますずし)
壱岐島の路地裏にあるお店で、壱岐の海産物の味を楽しむことができます。
「まぼろしの赤うに丼」は時価にて食べることができます。
しかし8月から9月初旬ごろまでの、期間限定のため注意してください。
住所:〒811-5135 長崎県壱岐市郷ノ浦町郷ノ浦74
電話番号:0920-47-0268
営業時間:11:30〜14:00 18:00〜22:00 (オーダーストップ 21:00)
不定休
駐車場:10台
お支払い方法:現金/クレジットカード/PayPay
<お店への道順>
- ①郷ノ浦港から郷ノ浦市街地に入ると、左手に郵便局が見えます。
- ②その交差点を右折してください。
- ③「ふれ愛通り」の看板があります。
- ④看板に向かってまっすぐ進んでください。
- ⑤ふれ愛通りを進むと、塞神社があるため、突き当たりを右折してください。
- ⑥30mほど進むと、左手にお店があります。
Facebook:https://www.facebook.com/mimasuzushi/
Instagram:https://www.instagram.com/wasyoku_333/
三益寿司公式ホームページから引用(https://mimasuzushi.shopinfo.jp)
壱岐島のウニを満喫しよう
本記事では壱岐島のウニについて解説してきました。
ウニには旬があり、もっとも美味しく食べられる時期は限られてきます。
ウニの種類によっても旬が違うため、いざ壱岐島にきてもウニの食べ頃が終わっていたなんてことにならないように注意しましょう。
そうならないためにも、ウニの時期について簡単におさらいしておきましょう。
- ・壱岐島でとれるウニは、「ムラサキウニ」「ガゼウニ」「赤ウニ」の3種類
- ・ムラサキウニの旬は4月中旬から6月20日ごろ
- ・ガゼウニの旬は6月から8月ごろ
- ・赤ウニの旬は7月から10月中ごろ
- ・赤ウニのもっとも美味しい時期は産卵前の10月中旬ごろ
- ・三益寿司(みますずし)では8月から9月初旬ごろまで赤うに丼を食べることができる
壱岐島にきたらウニ丼は必食と言えるほど評判がいいです。
本州ではなかなか食べることができない赤ウニもあります。
今まで食べたウニとは、また違ったウニを楽しむことができるかもしれません。
ぜひウニの美味しい時期に壱岐島に訪れて、ウニ丼を楽しんでください。
Webライターの「そがし」と申します。
長崎に住んでいたこともあり、本記事を担当させていただきました。
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