歴史を知りたい方におすすめ!壱岐市の神社を巡る観光旅
2023-11-25
神聖な壱岐島の神社を巡ろうと思っている方はいませんか?
- ・壱岐島の歴史を知りたい
- ・壱岐島の神社の巡り方を知りたい
そんな方たちのために本記事では、壱岐島の歴史や壱岐島の神社の巡り方を紹介します。
壱岐島へのアクセス方法も紹介しているため、初めて訪れるかたはぜひ参考にしてみてください。
壱岐島の歴史
壱岐島の歴史について紹介します。
壱岐島で神社巡りをしたいという方は、歴史を知っておくことどより深く楽しむことができるため、ぜひチェックしてみてください。
壱岐市の概要
壱岐市は2004年3月1日に、郷ノ浦町・勝本町・芦辺町・石田町の4つの町が合併してできた市です。
壱岐島は壱岐本島の他に、離小島が23島(有人島4、無人島19)あります。
同じ長崎県の対馬市と福岡県の中間地点に位置しており、全国では20番目に大きい島となっています。
壱岐市の自然
1968年7月22日には壱岐島の一部地域が壱岐対馬国定公園に指定されました。
また、1978年6月16日には辰の島・手長島・妻ケ島の3箇所が海中公園地区に指定されています。
壱岐島は手付かずの自然も残っており、自然の景観も素晴らしいです。
神社を巡るさいも、雄大な自然に囲まれながら参拝することができます。
壱岐市の歴史
壱岐島は弥生時代に「一支国(いきこく)」と呼ばれており、中国の歴史書『魏志』倭人伝にも登場する重要なクニでした。
日本本土と中国などの大陸との中間地点に位置していることから、古代より海上交通の要衝となった歴史があります。
特に朝鮮半島との関わりが深く、貿易の拠点や迎賓地として栄えていました。
詳細は以下のサイトを参考にしてみてください。
日本本土と大陸の中間に位置することから、長崎県の島は、古代より、これらを結ぶ海上交通の要衝であり、交易・交流の拠点でした。
実りの島、壱岐ホームページ(https://www.ikikankou.com/feature/nihonisan)
特に、朝鮮半島との関わりは深く、壱岐は弥生時代、海上交易で一支国として栄え、対馬は中世以降、朝鮮王朝との貿易と外交実務を独占し、中継貿易の拠点や迎賓地として栄えた歴史が残っています。
経済や交通の発展により、中継地としての役割は希薄になりましたが、古代の史跡や城址、庭園等は当時の興隆を物語り、焼酎や麺類等の特産品、民俗行事等においても 日韓交流の痕跡が窺えます。
国境の島ならではの融和と衝突を繰り返しながらも、連綿と交流が続くこれらの島は、国と国、民と民の深い絆が感じられる稀有な地域であることから日本遺産に認定されました。
壱岐島の神社
壱岐島には150以上の神社があります。
各神社それぞれに歴史があり、また御祭典にまつわるエピソードもあり、知れば知るほど参拝が楽しくなります。
壱岐島は神社が豊富にあり、歴史も深い島のため、歴史や神社が好きな方におすすめです。
壱岐島へのアクセス方法
壱岐島へは長崎県・佐賀県・福岡県からアクセスすることができ、交通手段としては飛行機・カーフェリー・ジェットフォイルがあります。
壱岐島では車があると便利なため、自家用車で回りたいという方はカーフェリーの利用がおすすめです。
車を持っていないという方でも、壱岐島ではレンタカーが借りられるため安心してください。
それぞれのアクセス方法を紹介するため、壱岐島で神社巡りをしたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
長崎県からアクセスする方法
長崎県からは長崎空港・厳原港から壱岐島にアクセスすることができます。
長崎空港からアクセスする方法
長崎空港からは飛行機を利用することで、壱岐空港にアクセスすることができます。
約30分ほどで到着するため、移動時間を少なくしたい方におすすめです。
厳原港からアクセスする方法
厳原港は、隣の対馬にある港です。
厳原港からは芦辺港と郷ノ浦港にアクセスすることができ、カーフェリー・ジェットフォイルどちらも運行しています。
それぞれの所要時間は以下の通りです。
厳原港から芦辺港:カーフェリーで2時間20分・ジェットフォイルで1時間5分
厳原港から郷ノ浦港:カーフェリーで2時間20分・ジェットフォイルで1時間5分
佐賀県からアクセスする方法
佐賀県からは唐津市にある唐津東港から壱岐島に向かうことができます。
唐津東港からは壱岐島の印通寺港にアクセスすることができ、カーフェリーが運用しています。
印通寺港へは唐津東港からしか行けません。
そのため、印通寺港周辺に行きたい方は唐津東港の利用がおすすめです。
所要時間は以下の通りです。
唐津東港から印通寺港:カーフェリーで1時間40分
福岡県からアクセスする方法
福岡県からは福岡市博多区にある博多港から壱岐島に向かうことができます。
博多港からは壱岐島の芦辺港と郷ノ浦港にアクセスすることができ、カーフェリー・ジェットフォイルどちらも運行しています。
それぞれの所要時間は以下の通りです。
博多港から芦辺港:カーフェリーで2時間10分・ジェットフォイルで1時間5分
博多港から郷ノ浦港:カーフェリーで2時間20分・ジェットフォイルで1時間10分
博多港からは博多駅からも近いため、本州から壱岐島に向かう方におすすめです。
おすすめの神社の巡り方
おすすめの神社の巡り方について紹介します。
壱岐島の数ある神社を全て回ることは大変かと思います。
そんな中で、数を絞って巡る方法を紹介するため、「壱岐島の神社を巡りたいけど、全て回るのは大変だな」と思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
御朱印とは
御朱印は主に日本のお寺や神社において、参拝者向けに押印される印章です。
御朱印はご本尊の分身という考えもあり、印章をもらうことでお寺や神社と結ばれた証でもあります。
壱岐の神社でも御朱印をもらえる神社があるため、集めながら回っても楽しいかと思います。
壱岐市で御朱印をもらえる神社は以下のサイトを参考にしてみてください。
Iki Takunaru Shimakaホームページ(http://shrine.ikikankou.com/jinja/)
壱岐市の御朱印帳
壱岐市にはオリジナルの御朱印帳が販売されています。
今まで御朱印集めはしてこなかったけど、これから始めようという方におすすめです。
郷ノ浦港・芦辺港・印通時港の各観光案内所で販売をしています。
御朱印を集める際、神事・お祭りの準備や、複数の神社を掛け持ちしており、宮司さんが不在にしている場合があります。
そのため御朱印が欲しい方は事前に電話で確認しておくことがおすすめです。
壱岐市オリジナルの御朱印帳については以下のサイトを参考にしてみてください。
Iki Takunaru Shimakaホームページ(http://shrine.ikikankou.com/goshuin/)
七社巡り
壱岐市では正月に七社巡りをする風習があります。
西日本を中心に3社巡りをする風習はあるみたいですが、7社巡りは全国的に見ても珍しいようです。
この7社は、平戸藩が壱岐を支配していた時代に特別に崇敬していた神社が由来と言われています。
住吉神社(すみよしじんじゃ)
ご祭神:底筒男神、中筒男神、表筒男神
〒811-5742 壱岐市芦辺町住吉東触470番地
本宮八幡神社(ほんぐうはちまんじんじゃ)
ご祭神:住吉大神、聖母大神、八幡大神
〒811-5541 壱岐市勝本町本宮西触字花川1437番地
聖母宮(しょうもぐう)
ご祭神:息長足姫尊(神功皇后)外6柱
〒811-5501 壱岐市勝本町勝本浦554番地2
箱崎八幡神社(はこざきはちまんじんじゃ)
ご祭神:豊玉毘古命を始め9柱の大神
〒811-5465 壱岐市芦辺町箱崎釘ノ尾触1294番地
國片主神社(くにかたぬしじんじゃ)
ご祭神:少彦名命、菅贈相國
〒811-5732 壱岐市芦辺町国分東触766番地
興神社(こうじんじゃ)
ご祭神:足仲彦天皇外6柱
〒811-5755 壱岐市芦辺町湯岳興触676番地
白沙八幡神社(はくさはちまんじんじゃ)
ご祭神 應神天皇外6柱
〒811-5202 壱岐市石田町筒城仲触1012番地3
パワースポット巡り
壱岐の神社の中でもパワースポット的な存在の神社を巡る周り方です。
男嶽神社(おんたけじんじゃ)
ご祭神:猿田彦命
〒811-5466 壱岐市芦辺町箱崎本村触1678番地
女嶽神社(めんだけじんじゃ)
ご祭神:天鈿女命
〒811-5465 長崎県壱岐市芦辺町箱崎釘ノ尾触135番地
月讀神社(つきよみじんじゃ)
ご祭神:中月夜見命、左月弓命、右月讀命
〒811-5732 壱岐市芦辺町国分東触464番地
爾自神社(にじじんじゃ)
ご祭神:級長津彦神、息長足姫命、外7柱
〒811-5107 壱岐市郷ノ浦町有安触979番地
小島神社(こじまじんじゃ)
ご祭神:伊弉册尊、軻遇突智命、埴安姫命、素盞嗚尊
〒811-5315 壱岐市芦辺町諸吉二亦触1969番地
塞神社(さいじんじゃ)
ご祭神:猿田彦命、天鈿女命
〒811-5135 壱岐市郷ノ浦町郷ノ浦70番地
四十二社巡り
壱岐島の各地域にはそれぞれの地区を見守る氏神様が祀られています。
そんな42の神社を巡れば、壱岐島の魅力を発見できるかも知れません。
四十二社巡りには4つのルートがあります。
風の路 ~心地よい島の風に吹かれて~
風の路は、芦辺港からスタートします。
芦辺港から壱岐島の中心に向かうように進み、島北部の神社を巡ります。
壱岐島の代表的な神社でもある住吉神社や全国的にも有名な月讀神社を参拝するルートです。
男嶽神社に並ぶ約300体の石猿や、壱岐島を見渡せる展望台には圧巻されるでしょう。
風の路の詳細は以下のサイトを参考にしてみてください。
実りの島、壱岐ホームページ(https://www.ikikankou.com/feature/42shrine_kaze)
海の路 ~透き通るような海の青~
海の路も芦辺港からスタートします。
芦辺港からは海岸線を南下し、壱岐島の雄大な海を眺めながら参拝していきます。
かつて一支国の王都として栄えた原の辻遺跡や、小島神社・白沙八幡神社などを巡るルートです。
小島神社の干潮時や白沙八幡神社の巨大な白い鳥居は壱岐島のフォトスポットでもあります。
海に浮かぶ鳥居がある寄八幡神社も巡るため、映える写真を撮りながら参拝したい方におすすめです。
海の路の詳細は以下のサイトを参考にしてみてください。
実りの島、壱岐ホームページ(https://www.ikikankou.com/feature/42shrine_umi)
里の路 ~人情と天然温泉の温かさ~
里の路は、郷ノ浦港から勝本町にかけて参拝します。
参拝道中には約1,500年以上も前から湧き出ているとも言われている湯本温泉があり、旅の疲れを癒すことができます。
応神天皇の産湯に使われたという伝説が残っており、子宝の湯としても有名です。
神経痛やリウマチ・外傷に効能があり、湯冷めもしにくいため女性の方におすすめです。
熊野神社や聖母宮を巡るルートです。
聖母宮の拝殿内には繊細な美しい装飾品もあるため、訪れた際はぜひ探してみてください。
里の路の詳細は以下のサイトを参考にしてみてください。
実りの島、壱岐ホームページ(https://www.ikikankou.com/feature/42shrine_sato)
山の路 ~山頂から望む壱岐の姿~
山の路は、郷ノ浦港から途中に岳ノ辻に寄りながら参拝していきます。
岳ノ辻は壱岐島で1番高い山で、展望台からは島を見渡すことができ、燃えるような夕焼けは必見です。
鏡岳神社や、壱岐の一の宮である天手長男神社を参拝するルートとなっています。
一の宮とはそれぞれの地域で最も格式の高い神社のことで、各地域の一の宮だけ参拝する方も多いようです。
天手長男神社は137段の階段を登ったところにあるため、焦らず転ばないように注意しながら参拝しましょう。
山の路の詳細は以下のサイトを参考にしてみてください。
実りの島、壱岐ホームページ(https://www.ikikankou.com/feature/42shrine_yama)
壱岐島の神社を巡り歴史を知ろう
本記事では壱岐島の歴史や壱岐島の神社の巡り方について紹介しました。
壱岐島は中国の歴史書『魏志』倭人伝にも登場する重要なクニでした。
そのため神社も数多くあり、さまざまな巡り方ができます。
ぜひ自分好みの巡り方で、壱岐島の神社を巡ってみてください。
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