壱岐島で取れるウニの解禁は?旬な時期も解説!
2023-10-17
![ウニ](https://kowa-ke.com/ikishima/wp-content/uploads/2023/10/389865512da22143eddd64888ae7abf2.png)
ウニ好きの方であれば赤ウニが有名な壱岐島のウニ漁解禁日は気になりますよね。
- ・壱岐島でとれるウニの漁解禁日っていつだろう
- ・壱岐島でとれるウニの旬な時期はいつだろう
- ・そもそも壱岐島ではどんなウニが取れるのだろう
そんな疑問を持った方たちのために本記事では、壱岐島でとれるウニの種類や旬な時期について紹介しています。
記事の後半では漁解禁日や新鮮な赤ウニが食べられるお店を紹介しているため、ウニ好きの方はぜひ参考にしてみてください。
目次
壱岐島について
![猿岩](https://kowa-ke.com/ikishima/wp-content/uploads/2023/08/f76bd536006a6faa8237ec9ef2761d2e.png)
まずは壱岐島について解説したいと思います。
ウニの解禁日に合わせて壱岐島に訪れようとしている方は、ぜひ参考にしてみてください。
壱岐島の場所は
壱岐島は九州北部の玄界灘沖にあり、長崎県の対馬と福岡県の中間地点に位置しています。
周囲は191キトメートルあり、全国の離島では20番目に大きい島で、北海道の奥尻島と同じくらいの大きさです。
平成16年3月1日に郷ノ浦町・勝本町・芦辺町・石田町の4町が合併して壱岐市が誕生しました。
壱岐島へのアクセス方法
![](https://kowa-ke.com/ikishima/wp-content/uploads/2023/06/S__97386511-1024x724.jpg)
壱岐島はアクセスが九州本土からのアクセスが良く、毎年多くの観光客が訪れます。
ウニ解禁日に合わせて壱岐島に実際に行かれる方は、ぜひ参考にしてみてください。
長崎空港からのアクセス
長崎空港からは、壱岐空港まで飛行機でアクセスすることができます。
長崎空港から壱岐空港までは約30分のフライトで着くため、忙しい方にぴったりです。
長崎県本土からのアクセスはこのルートだけのため、長崎在住の方は飛行機でのアクセスがおすすめです。
博多港からのアクセス
福岡県からのアクセスは博多港からのアクセスのみになります。
そのため、福岡から来られる方や、本州から陸路で九州に来られる方は博多港からのアクセスがおすすめです。
博多港からは壱岐島へはカーフェリーやジェットフォイルを利用することになり、壱岐島の芦辺港と郷ノ浦港へいくことができます。
それぞれの所要時間は以下の通りです。
・芦辺港へはカーフェリーで2時間10分、ジェットフォイルで1時間5分かかります。
・郷ノ浦港へはカーフェリーで2時間20分、ジェットフォイルで1時間10分かかります。
唐津東港からのアクセス
佐賀県からのアクセスは唐津東港のみとなります。
佐賀県在住の方や長崎県の北部の方は唐津東港の利用がおすすめです。
唐津東港からはカーフェリーのみのアクセスとなりますが、車をもっていけるため壱岐島島内を自家用車でドライブしたい方はぜひ利用しましょう。
唐津東港からは院通寺港まで行くことができ、カーフェリーで1時間40分ほどで到着します。
厳原港からのアクセス
厳原港は対馬にある港で、博多港と同じく芦辺港と郷ノ浦港へいくことができます。
芦辺港行きと郷ノ浦港行きそれぞれでカーフェリーかジェットフォイルを選択し利用することができます。
それぞれの所要時間は以下の通りです。
・芦辺港へはカーフェリーで2時間20分、ジェットフォイルで1時間5分かかります。
・郷ノ浦港へはカーフェリーで2時間20分、ジェットフォイルで1時間5分かかります。
壱岐島でとれるウニとは
壱岐島では主に、ムラサキウニ・ガゼウニ・赤ウニの3種類のウニが水揚げされます。
それぞれのウニによって見た目の特徴や、美味しく食べることができる旬な時期は異なっています。
どうせなら旬で1番美味しい時期に食べたいですよね。
壱岐島でとれるウニの特徴やそれぞれのウニの旬な時期を紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。
ムラサキウニ
![ムラサキウニ](https://kowa-ke.com/ikishima/wp-content/uploads/2023/08/0100a96bad0b73a8328a988155f327f7.png)
ムラサキウニは九州の一部では黒ウニを呼ばれることもあります。
棘が長いことが特徴で、5cmから6cmほどの長さまで成長します。
殻は円形になっており、おそらくみなさんがウニと聞いたら1番に想像するウニが、このムラサキウニです。
生息地は本州の中部から九州までと広く、さまざまな地域で水揚げされます。
ガゼウニ
![バフンウニ](https://kowa-ke.com/ikishima/wp-content/uploads/2023/09/39f228364bbf22b2db6aae15e89bdc0c.png)
ガゼウニと聞くと、どんなウニだろうと疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、実はガゼウニはもう1つの名前を持っており、バフンウニとも呼ばれています。
バフンウニと聞くと聞き馴染みがある方も多いかと思います。
ガゼウニ(バフンウニ)は棘が短いことが特徴的で、殻も小ぶりです。
棘も密集しており、まるで馬糞のような見た目をしていることからバフンウニと呼ばれるようになりました。
殻も身も小振りで、練りウニなどの加工食品に使われることも多いです。
九州ではあまり水揚げされず、東北のほうのバフンウニが有名です。
北海道のエゾバフンウニも有名ですよね。
赤ウニ
![アカウニ 赤ウニ](https://kowa-ke.com/ikishima/wp-content/uploads/2023/09/cd7db44fbe82465dda0204f6e48f0644.png)
赤ウニは壱岐島で最も有名なウニで、名産にもなっています。
その名の通り見た目が赤っぽい色をしており、殻は平たい形をしています。
本州の方には生息しておらず、九州西部の方に生息しているため、九州以外に出回ることが滅多にありません。
また、水深の深いところに生息しており、見つけることが困難です。
さらに強い衝撃を与えてしまうとすぐに死んでしまい、味に苦味がでてしまいます。
そのため漁も難しく、水揚げ量はあまり多くありません。
希少性の高いウニとなっているため、東日本の一部では赤ウニのことを幻のウニを呼ぶところもあるそうです。
各ウニの旬な時期はいつ?
![ウニ](https://kowa-ke.com/ikishima/wp-content/uploads/2023/08/ec7d4f2d4f00d0f0cdba0324cc46d596.png)
先ほど紹介したムラサキウニ・ガゼウニ・赤ウニの旬な時期について紹介します。
旬な時期を外してしまうと、せっかく壱岐島に訪れたけど目当てのウニが食べれなかった、
なんて悲しいことも起こりうるため注意してください。
また、旬な時期でも漁が不作だとお店で食べることができない場合があるため、事前にお店に確認しておくことがおすすめです。
ムラサキウニ
ムラサキウニの旬な時期は、4月中旬から6月20日ごろです。
先ほども解説したとおり、ムラサキウニは本州の中部から九州にかけて幅広い地域に生息しています。
また、日本海側と太平洋側どちらでも取ることが可能です。
水揚げされる場所によって海水温や海の中の状態が変わるため、旬な時期もことなります。
そのため旬なムラサキウニを食べたい方は、水揚げされた場所にも注意しておきましょう。
ガゼウニ
ガゼウニ(バフンウニ)の旬なシーズンは、6月から8月と言われています。
しかし、ムラサキウニと同様に水揚げされる場所によって旬は変わるため、注意が必要です。
赤ウニ
赤ウニの旬な時期は、7月から10月です。
赤ウニは産卵前の10月中旬ごろが1番美味しいと言われています。
10月中旬がベストシーズンですが、その中でも最も美味しい時期は15日間しかないと言われています。
具体的な日にちは年によって変わるため、地元の漁師の方やウニ料理のお店をやっている方に聞いてみましょう。
ベストシーズンも短く、まさに幻のウニと言われるにふさわしいウニです。
各ウニの漁解禁日はいつ?
![ウニ漁 海女](https://kowa-ke.com/ikishima/wp-content/uploads/2023/08/078bec2792a8a61802b6337cc7c5719c.png)
壱岐島でとれるムラサキウニ・ガゼウニ・赤ウニの漁解禁日を紹介します。
壱岐島に訪れてウニを食べたいと思っている方は参考にしてみてください。
ムラサキウニ
ムラサキウニの産卵期は5月から6月で、漁は5月初旬から始まり6月初旬の間に行われます。
壱岐島では資源保護のためこのような短い期間で漁を行っているようです。
ガゼウニ
九州ではあまり水揚げされませんが、北海道で有名なエゾバフンウニは6月頭から漁が解禁されます。
赤ウニ
赤ウニの産卵期は他のウニと異なっており、10月から11月にかけて産卵期を迎えます。
産卵を終えた赤ウニは味に苦味がでてしまうため、漁も行われていません。
赤ウニは希少性の高いウニのため、赤ウニを食べたいという方は早めに食べにいくことがおすすめです。
通販でも赤ウニは売り切れることが多いため、早めに注文を済ませておきましょう。
壱岐島のお店で食べようとしている方は、事前にお店に電話し赤ウニの在庫があるか確認してからいくことがおすすめです。
壱岐島で赤ウニが食べられるお店
![うに丼](https://kowa-ke.com/ikishima/wp-content/uploads/2023/09/169ab286b5acdf200cfc3b0b806d48f9.png)
壱岐島島内で赤ウニが食べられるお店を紹介したいと思います。
今回は1店舗の紹介になりますが、そのほかのお店や壱岐島の詳細を知りたい方は以下のサイトを参考にしてみてください。
実りの島、壱岐 壱岐観光ナビホームページ
(https://www.ikikankou.com/gourmet?rtc%5B%5D=21&rtd=&q=&lat=&lng=&st=acs&vw=tile)
三益寿司
創業65年以来、天然地魚にこだわって料理を提供しているお店です。
壱岐島の路地裏にあるお店で、ウニだけでなく壱岐の豊な海で育った海産物の味を楽しむことができます。
8月から9月の初旬にかけて、まぼろしの赤うに丼が提供されます。
赤うに丼目当てで壱岐島に訪れる方は、時期に注意しておきましょう。
住所:〒811-5135 長崎県壱岐市郷ノ浦町郷ノ浦74
電話番号:0920-47-0268
営業時間:11:30〜14:00 18:00〜22:00 (オーダーストップ 21:00)
不定休
駐車場:10台
座席/客室:カウンター6名、座敷12名(4名×3室)、掘りごたつ8名、二階25名
Facebook:https://www.facebook.com/mimasuzushi/
Instagram:https://www.instagram.com/wasyoku_333/
三益寿司公式ホームページから引用(https://mimasuzushi.shopinfo.jp)
壱岐島の旬なウニを楽しもう
本記事では壱岐島でとれるウニの種類や旬な時期、漁解禁日を紹介しました。
壱岐島で取れるウニはムラサキウニ・ガゼウニ・赤ウニがありますが種類によって旬な時期は異なります。
特に赤ウニはお店で提供される時期も限られているため、壱岐島名物の赤ウニ丼を食べたい方は注意してください。
旬な時期でもお店の在庫が無くなっている場合があるため、電話をしてから来店することがおすすめです。
ぜひ壱岐島の旬なウニを楽しんでください。
![そがし](https://kowa-ke.com/ikishima/wp-content/uploads/2023/12/IMG_1243.jpeg)
Webライターの「そがし」と申します。
長崎に住んでいたこともあり、本記事を担当させていただきました。
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