壱岐の西鉄旅行のツアーをご紹介!家族で楽しめます!
2023-09-18

壱岐へ家族旅行に行ってみたいけれど、自分達で船を手配して島での過ごし方も自分で考えるのは不安だと感じる方へ。
「西鉄旅行のバスツアー」を利用してみてはいかがでしょうか?
壱岐を熟知した旅行会社が選び抜いた、観光やグルメを満喫できます。
博多港発着のため、福岡旅行にも組み込みやすいです。
ファミリー歓迎で料理をお子様ランチへ変更などの配慮をしてくれるので、子連れでも安心して参加ができますよ。
また、トラブルが起こっても同行する添乗員さんがいるので、相談ができる点も心強いです。
レンタカーやタクシーなどの自分達のペースの旅も楽しいですが、旅行会社にお任せのバスツアーもとてもおすすめなので、ご紹介しますね!
目次
西鉄旅行のバスツアーとは?
西鉄旅行は福岡県福岡市に本社がある旅行会社です。
西日本鉄道株式会社を中心とする西鉄グループ系列の会社で、国内旅行や海外旅行を取り扱っています。
今回紹介する壱岐へのツアーはバスツアーで、博多港からフェリーで出発し壱岐をバスで周ります。
他にも西鉄旅行は福岡・天神・博多・北九州・小倉・筑豊を発着点とした日帰りから泊まりまでの様々なバスツアーを催行しており、九州北部のバスツアーの参加に興味がある方におすすめです!
壱岐以外のバスツアーについても詳細を知りたい方は、下記HPを参考にしてくださいね。
西鉄旅行バスツアーHP:https://www.nishitetsutravel.jp/bushike/
壱岐西鉄バスツアーの集合場所、博多港へのアクセス方法
博多港へのアクセスは以下です。
天神から
車:約5分
西鉄バス:「天神ソラリアステージ前2A」より乗車、「博多ふ頭(ベイサイドプレイス)」で降車(約10分)
JR博多駅から
車:約10分
西鉄バス:「博多駅西日本シティ銀行前F」より乗車、「博多ふ頭(ベイサイドプレイス)」で降車(約20分)
福岡空港から
車:約20分
地下鉄とバス:市営地下鉄空港線「博多駅」まで地下鉄で約5分、西鉄バスに乗り換えて約20分(徒歩区間を除く)
博多港はとてもアクセスの良い場所にあります。
紹介した各所から車でも時間がかからないので、家族連れの場合はタクシーの利用を検討してもいいでしょう。
子どもを連れて大きな荷物を持ち、よく知らない街のバス停や地下鉄の出入り口を探すのは大変なので、コスパとして損はないと思います。
博多港HP:https://www.city.fukuoka.lg.jp/kowan/hakata-port/index.html
壱岐西鉄バスツアーの博多港の集合場所は?
博多港の船の発着場は「博多ふ頭」、「中央ふ頭」、「姪浜旅客待合所」、「シーサイドももち マリゾン」があり、壱岐行きは「博多ふ頭」です。
これらの発着場はそれぞれ距離があるので、まず間違うことはないでしょう。
博多ふ頭には「第一ターミナル」と「第二ターミナルが」あります。
壱岐へのフェリー乗り場は「第二ターミナル」です!
「第一ターミナル」は壱岐へのジェットフォイル乗り場なのでお間違いなく。
フェリーターミナルは二階建ての大きな建物です。

1階は貨物や車両の受付、2階は旅客の受付とレストランやお店があります。
フェリーにあるのは自動販売機のみ(飲み物、カップ麺、お菓子)なので、お子さんのお好みのお菓子や飲み物はターミナルで買っておきましょう!
博多港には他にも港の景色を見下ろすことができる「ポートタワー」や、「ベイサイドプレイスポートミュージアム」という博多港を学べる施設があります。
お子さんと楽しめる場所なので、時間があるときにぜひ行ってみてくださいね。
ツアーの壱岐までのフェリーの過ごし方

今回ご紹介するツアーでは、フェリーの席は2等席です。
2等席は自由席なので、場所取りが重要になります。
人気の席は窓側席で、靴を脱いで上がります。
お子さんは窓側の方が景色が見えて喜びそうですね。
博多港から壱岐へは2時間20分と案外長丁場なので、快適に過ごすために少し大変ですが頑張りましょう…!
フェリーでは毛布を有料で借りられるので、横になって過ごす方はご利用がおすすめです。
船酔いが心配な方は事前に酔い止めを飲んでおきましょう。
それでも酔いが心配な方は、「船の進行方向と平行に寝ると酔わない」という話があるのでお試しくださいね。
出航してからは、デッキで博多港や他の島の景色を見たり写真撮影を楽しめるのでぜひ出てみましょう!
最初は船旅を楽しく過ごしていたお子さんも、2時間20分もあると時間を持て余してしまう可能性があるので、新幹線や飛行機と同様に暇つぶしグッズを用意しておくと楽しく過ごせますよ。
西鉄の壱岐旅行バスツアーの内容をご紹介!
現在、壱岐への西鉄バスツアーでは2種類のバスツアーが用意されています。
料金は昼食付きで大人1人¥11,900です。
グルメとパワースポットを楽しむ!日帰りバスツアー
このツアーは日帰りのツアーで、9:15に博多ふ頭の第二ターミナルに集合して出発し、20:10に博多港に帰ります。
HP:https://yoyaku.nishitetsutravel.jp/TourDetail.aspx?tc=BHFI01F00303&mediacd=B01
早速、内容についてご紹介しますね。
昼食は壱岐のグルメを堪能
昼食は、壱岐の玄関「郷ノ浦」にある「太公望」という料理が美味しいと評判の旅館で食べます。
新鮮な魚介類と山の幸を中心とした、豪華なお食事を楽しめますよ。
子どもはお子様ランチの提供なので、豪華なお食事を食べてくれるかの心配は不要です。
この「太公望」さんはお食事だけでなく宿としてもおもてなしが素晴らしいと評判なので、また壱岐へ旅行する機会があれば宿泊も検討してみてください。
猿岩・黒砲台跡を観光

昼食を堪能した後は、壱岐の西側にある黒崎半島の「猿岩」と「黒砲台跡」へ。
「猿岩」は壱岐の一番の観光スポットと言われる約45mの岩で、本当に猿の横顔に見えます。
ぜひ家族で記念写真を撮りましょう!
猿岩のそばの丘にある「黒崎砲台」は、第二次世界大戦では東洋一と言われた場所です。

戦争では実際に使われる機会は無かったとのこと。
家族で日本の歴史について考える機会にしてもいいですね。
インパクトのある男獄神社

壱岐の北東の芦辺町、壱岐の中でも標高の高い男獄の山頂にある「男獄神社」を見学します。
「男獄神社」は明治時代までは山全体が御神体とされ、入山制限がされていました。
壱岐の成り立ちに関わる神社と言われ、古事記に見られる神話「国産み」にて、壱岐へ降臨した神様「天比登都柱」(アメノヒトツバシラ)を先導した導きの神様である猿田彦命を御祭神として祀っています。
男獄神社には「石猿」を置く文化があり、神社の周りには石猿がたくさん飾られています。
お子さんは「お猿さんがたくさんいる!」と興味を持ってくれるでしょう。
赤い鳥居の祭殿右側に最も石猿がいるので、ひとつひとつ違った表情を楽しんでくださいね。
鳥居の祭殿左側には、石牛が飾られています。
石牛もみんな表情が違いますよ。
新しいお土産屋さんでショッピング!
2022年にオープンした「お土産横丁shikioriori」で、お土産を買いましょう。
食品から衣類までたくさんの品揃えです。
一番のおすすめは、壱岐銘菓の「かす巻き」。

カステラ生地で餡子を包んだお菓子で、食べやすい大きさで個包装されています。
自分のおやつとしても丁度いいですし、周りに配るのにもぴったりです!
壱岐名物の海産物「うにの釜飯の素」や、貴重な「壱岐牛のハンバーグ」や「壱岐牛味噌」も購入したいですね。
ツアーは時間に制限があるので、事前にHPでお土産をリサーチして後悔のないお買い物にしていただければと思います。
HP:https://omiyageyokochou.wixsite.com/——shikioriori
壱岐の蔵酒造の見学
バスツアーの楽しみの上位(大人だけですが)に「酒造の見学」が入る方も多いでしょう。
車の運転をしないので、気軽に試飲ができるのが嬉しいですよね!
このツアーでは「壱岐の蔵酒造」を見学します。
壱岐焼酎は麦と米麹を融合させたもので、麦焼酎の原型と言われています。
「壱岐の蔵酒造」の代表商品は、すっきりとしてどんな料理にも合う「壱岐の島」と芳香な香りとマイルドな深い味わいの「無一物」のふたつ。
この他にも豊富な種類の焼酎を揃えているので、試飲でお気に入りを見つけてくださいね。
貯蔵庫見学は、樽焼酎がずらっと並んでいて圧巻の見応えです。
お子さんと焼酎作りの過程をぜひ勉強してください。
お土産は焼酎だけではなくシャツやバックもあるので、お酒が飲めない人でも楽しめますよ!
HP:https://ikinokura.co.jp/#iki-island
観光名所のはらほげ地蔵に癒されよう

壱岐の東、芦辺町にある人気観光スポット「はらほげ地蔵」。
「はらほげ」は方言で、「はら(腹)がほげている(空いている)という意味です。
お地蔵さんのお腹には、お供物をするための穴が空いています。
海を背に総勢6体のお地蔵さんが祀られていて、干潮時は全身が陸に出ていて、満潮時は海に浸かっています。
海で命を落とした海女さんや鯨を供養するために祀られている、との言い伝えがあるお地蔵さんです。
壱岐のモンサンミッシェルと言われる小島神社

小島神社は「壱岐のモンサンミッシェル」と呼ばれています。
干潮時に海から神社への参道ができる神秘的な場所で、神社全体が神域とされているパワースポット!
このツアーでは車窓からの見学になりますが、実際に足を運ぶ場合は干潮の時間帯を調べてから行きましょう。
一支国の王都だった原の辻遺跡を車窓から

こちらも車窓からの見学になる、原の辻遺跡(原の辻一支国王都復元公園)についてご説明します。
『魏志倭人伝(ぎしわじんでん)』で「一支国(いきこく)」の王都に特定された遺跡で,
竪穴式住居や高床式住居など当時の建物が復元されています。
近くの「原の辻ガイダンス」では、原の辻遺跡について概要を学んだり勾玉作りなどのワークショップが開催されています。
一支国博物館で壱岐の歴史を勉強してから訪れるのも遺跡への知識を深めるのにおすすめなので、次回以降に行く場合は博物館の後に寄ってくださいね。
帰路へ着く前に夕食を確保しよう
17:45に郷ノ浦港からフェリーに乗り博多港へ。
20:10着予定です。
帰る時間が遅めなので、フェリーに乗る前にお子さんの夕食を買っておくことをおすすめします。
郷ノ浦港にもお弁当が売っていますが、売り切れや好みの味ではない可能性がありますので、添乗員さんにどこで買うのがいいか相談してもいいでしょう。
もっと壱岐を楽しむ!1泊2日のツアー
日帰り旅行では少し物足りない、壱岐をもっと知りたい!という方には1泊2日のバスツアーもあります。
HP:https://yoyaku.nishitetsutravel.jp/TourDetail.aspx?tc=BHFI01F10203&mediacd=W04#anchor04
出発時間と帰着時間は日帰りツアーと同じ時間です。
料金は食費・宿泊費込みで大人1人¥37,200になります。
このツアーではお宿の詳細はありませんが、お子さんOKなので安心して宿泊ができますよ。
このツアー限定の内容をお伝えしますね!
絶景スポットの鬼の足跡

郷ノ浦の西にある「鬼の足跡」は海蝕洞というもので、岩壁に周囲約110mもの大きな穴が空いています。
お子さんには、壱岐の言い伝えである「大鬼が鯨をとるために踏ん張ってできた穴」だと教えてあげましょう。
「壱岐には昔、鬼がいた」という知識も一緒に入れてあげると、この先の旅をとてもわくわくして過ごせそうですね!
夕方になると、夕日が穴から差し込みさらに絶景になりますよ!
この場所では注意点がひとつあります。
断崖絶壁の場所なので、お子さんからは絶対に目を離さないでくださいね。
壱岐一番の長さ!鬼の窟古墳
鬼の窟古墳は、横穴式石室のある円墳です。
「鬼の窟」と呼ばれる所以は、大きな石のため鬼しか運べないということからだそう。
全長約16.5mもある、壱岐で一番長い古墳になります。
神道発祥の地、月讀神社

月讀神社は「病気平癒・安産祈願・航海安全・大漁祈願・商売繁盛・五穀豊穣」といった暦や潮の干満といった月にまつわる全ての行いを司る月読命が祀られている神社です。
神社までの階段は長いので、小さなお子さんをお連れの場合はご注意くださいね。
漁師町の勝本浦あるき

壱岐北部の漁師町、勝本浦は朝市で有名です。
朝の8時から12時まで開催されており、干物や海産物、野菜、果物などが売られています。
地元の人が気軽に話しかけてくれるので、この機会に交流してみてはいかがでしょうか。
街並みもレトロで素敵なので、写真好きの方にも人気の場所です。
海も砂浜も綺麗な辰野島

船で遊覧する辰野島は、エメラルドグリーンの海と白い砂浜で有名です。
圧倒されるほどの断崖絶壁や、「海の宮殿」「オオカミ岩」などの絶景スポットがたくさんあります。
360°見渡せる岳の辻展望台

壱岐では最高峰の、岳の辻の展望台は絶景スポットです。
高い山や高い建物が周りにないため、360°の眺めを楽しめます!
晴れた日は対馬や九州を見渡すことができ、夜だと星空と共に綺麗な街あかりも楽しめてとてもロマンチックですよ。
壱岐の歴史を学ぼう!一支国博物館

一支国博物館では、壱岐の歴史を学べます。
ビューシアターやジオラマで歴史を説明しているので、お子さんでも理解しやすいです。

ここの博物館には、原の辻遺跡で発掘された「人面石」をモチーフにした人面石クッキーやゆるキャラ人面石くんのグッズが販売されています。
小さい子も遊べるフリースペースもあるので、家族で安心して楽しめる博物館です。
まとめ
定番の観光地やパワースポットを巡る、人気の西鉄バスツアーについてご紹介しました。
添乗員さん同行なので、ツアー中の困ったことや疑問点があれば聞ける点が心強いですね。
博多港のフェリー乗り場までのアクセスや、フェリー乗船時のポイントもお伝えしていますので参考にしてください。
この西鉄バスツアーだけでも十分に壱岐観光を楽しむことができますが、もっと壱岐を知りたい!観光し足りなかった!と感じた方も出てくるかもしれません。
その場合は、次回は自分で旅程を組んで壱岐の観光に挑戦してみてくださいね。
一度訪れた場所だと周りたい場所などは把握できているので、初めての場所よりもハードルは低いと思います。
壱岐への家族旅行に興味がある方は、気軽に行ける西鉄バスツアーのご利用をぜひ検討してください!
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